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作文指導

国語の単元の中には「書く」ことを目標にしているものがあります。その中でも内容がいろいろとあります。

 
自分が調べた身の回りの記号について、調べ方や調べたきっかけ、わかったことをまとめることが目標だったり、物語の中で一番心に残った部分はどこで、そこからどんなことを考えたかなどです。
 
まず私は全員に作文のポイントと、例文を書いたプリントを配布します。
簡単に説明して「はいどうぞ」と言ってスタートです。
クラスの2割くらいの子はそれを見てすぐに理解し、そのポイントをつかんだ作文をかけます。または、書き方が分からない子にポイントを解説します。
 
作文を書き終わる子が現れはじめ、どんどん個別指導がはじまります。はじめ書けなかった子も書けるようになってきます。
 
長い作文を書くときは、3時間くらいに分けてそれぞれ目標を設定して書かせます。
 
 
6年生を担任した時、卒業文集もこの方法で書かせました。卒業文集なので、私もアドバイスをしたりもしましたが、基本的には本人と周りの子と一緒に書かせました。
 
「お前~が成長したじゃないか!」
「修学旅行はさ~」という話をしながら書いてます。
 
「先生に教えてもらって書いた」
まあ、普通のことかもしれませんが、子ども同士でつながる機会を失いますし、
子どものほうが、お互いのことをよくわかっています。
だから、「友達と一緒に考えて書いた」方がいいなと子どもたちの様子を見ていて感じましたし、結果的にどの子も満足いく作文が書けました。
 
 
『学び合い』の作文指導にもまだ課題はあります。そのうちつづきを書いてみたいと思います。