トップランナー
算数の教科書に「3年生の復習」というページがあります。
全部で大問21題あります。
先日、その問題の中でどれを教科書に解くのか、ノートに解くのかと
解いた問題を〇 理解した問題、もうしなくてもよい問題を◐にするように指示したプリントを配布しました。
するとクラスの中のある子が、今日全部の問題を終わらせて登校してきました。
おそらく相当時間かかったと思います。
褒められたいという気持ちかもしれませんが、それにしても気合入りすぎです。
すかさず、誰が何問解けたかわかるような名簿を作って貼りだしました。
すると他の子たちが「すげー、もうこんなに進んでる」と話しています。
これで、誰がどこまで進んでいるのかわかるので、学習の個別化・協同化ができるようになりました。
さて問題は、すべて終わらせた子、これからどんどん進めるだろう子たちです。
もちろんその子たちは、周りに困っている子がいればすぐに助けにいくでしょう。
しかし、それはいつもではないので、その子たちは暇になってしまいます。
どうしようか。この子たちが活気づく課題は何か。
とりあえず「終わった後、どんなことができるか考えてみてね」とだけ声をかけてみましたが、それはそれで、先生としての役割を放棄しているようにも感じます。
うーん。とりあえず4年生の教科書を渡してみることは、思いつきました。
いい意味で『学び合い』の悩みですね。