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GTOのブログ 『学び合い』でアクティブラーニング

GTO(ガングロティーチャーオオニシ)のブログです。小学校で『学び合い』によるアクティブ・ラーニングを実践しています。

グループ

2学期に修学旅行があります。

グループで行動することが多いです。

今日、その際のグループの決め方が話題になりました。

 

次のような方法です。

 

班長を8人決める。

班長が話し合いをしてグループのメンバーを決める。

そのグループは、2日間を主に過ごすので、

事前に準備をしたり、2日目のフィールドワークの時、どこをどのように周ったりするか考えたりする。

 

というものです。

一見よさそうに感じますが、

私は反対しました。

なぜなら「固定化したグループ」は、

子どもたちの関係を悪化させる可能性が高いからです。

 

大人もそうですが、相性の悪い人はいます。

一緒に同じ時間に過ごすのはキツいものです。

でも大人は自由に避けたりすることができます。

もちろん、相性の悪い人とも仕事をしなければならないこともあります。そんな時はうまく避けたりする機会を作りながら、時間をかけて折り合いをつけていくことで、一緒に仕事ができたり、過ごしたりできると思います。

 

つまり、大人でもキツいことを子供にさせることになるかもしれない、ということです。

しかも、避けることを許されない。

何とかやれる子はやれるかもしれませんが、

できない子は相当ストレスをためるでしょう。

 

子供たちの中には、

リーダーシップがあって、よく面倒見れる子もいれば、どちらかというとついていくタイプの子もいます。真面目に勉強しようという子もいれば、みんなでワイワイしたい子もいます。

バラバラの子たちが、急に修学旅行の時に、

グループ固定化されて、「みんなで協力しろ」は歪みを生むことがあるでしょう。

しかもそれが、「誰かに決められたグループ」ならなおさらです。

 

不満はそれを決めた班長か、担任にいくでしょう。保護者を通じて。

 

そのグループの組み方で目指すことは

「決まったグループの中でお互い助け合う」ことだそうです。

確かに普段関わりがない子同士が二日間で良い関係になることはあるでしょう。この方法だとひとりぼっちも出ません。

 

しかし、それは普段の学校生活ですべきなのではないかと思います。よっぽどその方が少しずつ時間をかけて、関係を作れるのではないかと思います。

 

修学旅行は学習の場ですので、見学や集団行動が必要な場面で、固定化されたグループがあっても構いませんが、どこか自由度のある場面がなければ、子どもたちはストレスを抱え、「つまらなかった」という思いをもってしまうと思います。

 

では、私ならどうするか。

私ならまず、子供たちに修学旅行の目的を話ます。

 

学習の一環であること。クラスで学んでいることと変わりないこと。です。

 

クラスにはいろんな子がいるからこそ、できるだけたくさん関わる機会を持つこと。時に助け合い、教え合い、協力すること。

 

だからグループ決めは、できるだけいろんな子と関われるようにするということを、話します。

 

校外学習だから、集団行動の仕方も学ぶ必要があるから、役割分担をする必要があること。

リーダーを決め、リーダーを中心に活動するグループが必要であること。

 

先生は、修学旅行をとてもよい思い出してほしいし、そうしたい。でも先生だけの力ではできない。みんなが「よい修学旅行にする」ということを考えてほしい。そのためにまず、「1人ぼっちを作らない」ということを忘れないでほしい。

 

おそらくこれだけ、話しをして、

決め方をどうするか、こちらから提案して、

子供たちの納得する方法を決め、

グループづくりをすると思います。

 

時間をかけてじっくりと行います。

もちろんそこで不満があったり、衝突があるかもしれませんが、それはプラスに考えようと思います。

 

さ、初めて今年度、断固として譲らない姿勢を見せました。どうなることやら。