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合同『学び合い』ってすごいな

今日、2回目の合同『学び合い』を行いました。

全員で70名を一度に見ました。

 

1回目は算数。初めてだからかガヤガヤなって少し嫌味を言ってしまいましたが、

何とか行うことができました。

 

意外にも「楽しかった」という感想を持っている子がたくさんいました。

やはり、子ども同士一緒に勉強するのは楽しいんですね。

 

 

2回目の今日は、国語。しかも作文です。

課題を読んで、自分の考えを書くという内容です。

課題は、以前人から聞いた話を私が創作しました。

 

はじめはガヤガヤしていました。

おそらく必要なガヤガヤだったと思います。

「題名はどうするんだ?」

「どんなこと書けばいいんだ」

「どういう書き方をすればいいんだ」

おそらく、多くの子どもたちがそれを話していたと思います。

 

次第に静かになっていきました。おそらく、何を書けばいいか分かってきた子が増えたからだと思います。時々、周りに聞きながら書いていきます。

 

ポツポツ作文が完成し始めて、またガヤガヤなってきました。

はじめてみたものの、何を書けばいいか分からない。

どんな構造にすればいいか分からない。

 

子どもによってつまずく場所って様々なんだなと改めて思うと同時に、

それすべてに答えるのって無理だよなあと思いました。

 

結局、7名だけ終わることができず、「また明日も頑張りましょう」と言って

終わりました。

 

作文を回収して一人ひとりみました。

あんなにガヤガヤしていたのに、意外と子どもたちの作文はきちんと書けています。

中には、私が読んでも面白いなと思う内容もあったりして、70名の面白さを感じました。うちのクラスの子たちにはない発想でした。

 

途中やってきた校長先生が不思議そうに見ていました。

そりゃそうでしょう。一人の教師が70名を相手にしているからです。

 

終わった後、学年の先生と子どもたちのことをたくさん交流しました。

他の先生たちは、私が70名を相手にしているので、少人数で指導しています。

少人数で見れたことがとてもよかったようで、今の形態学習が終わっても取り組みたいということになりました。

 

私は大人数を見た方が面白いので、合同『学び合い』を担当。

他の先生は少人数を余裕をもって指導。

お互いにとって、子どもたちにとってもよかったのではないかと思います。