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参観する

今日はある『学び合い』の学級を訪問してきました。算数の学習です。教科書の補充に出てくる問題を35分かけて取り組んでいました。

 

35分間、
子どもたちは素直に
「わからない!」
「あとちょっとなのに!誰に聞こう?」
「ねー、教えて!」
「聞いてくれない?」

と話し合う姿から、毎日勉強でわからないことは自由に言えて、分かるようになる楽しさを感じてるんだろうなと感じました。
いいなあ。

 

子どもたちの姿はもちろんですが、教室の掲示に私はいろいろ気づくことがありました。私が教室に掲示しているものと、そっくりなものには思わず笑いそうになりましたし(自分はひらめいた!って思ったことだったのに、同じでした)これは真似させてもらいたいっていうのもありました。先生は普通にしているのことかもしれません。でも実際に教室に来てみて気づくことがあることに、気づきました。

 

そして、最後にもう1つ。
実践者なら他の『学び合い』の授業を見ていて、見る視点が分かると思います。雰囲気だとか、子ども同士の話す言葉とか、先生の言葉かけとかです。
ただ、子どもたちのことを知らない先生や『学び合い』を初めて見る先生にとっては、あのゴチャゴチャしている状況で何となく参観するとキャパオーバーするのかなって思いました。一斉授業なら先生の発問と子どもの発言だけ拾っていたら済むものが、何倍にもなるので。
今まで私も校内で『学び合い』を公開してきて、見にきた先生たちの反応が悪かったのは
そこなのかなって思いました。
今後私が『学び合い』を校内で公開する場合は、子どもを数名絞って、ひたすら会話や誰と関わったかを記録してもらうのもいいかなって思いました。

 

兎にも角にも、行ってよかったです。