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天国の『学び合い』

はじめて『学び合い』を本格的に行いました。本格的というのは、今までは「もどき」といえるようなものだったからです。1年生の子どもたちが『学び合い』を行った時に、どんな動きをするのか、どんな関わりをするのか、分からなかったので、ちょっとずつ『学び合い』らしいことを試していましたが思っていた以上に、子どもたちが教え合ったり、関わったりすることに違和感がなかったので「これは大丈夫だな」と思いました。いやむしろ、幼稚園・保育園はこんな感じだったんだろうなと思うくらいです。子どもたちは当たり前のように普段から教え合い、助け合う。
 
 
運動会が終わり、少し落ち着いたので、学年の先生と管理職に話をし、「保護者に『学び合い』をします!」というお便りを出しました。
学校内でも「『学び合い』しています!」と言っても昔と違って奇異な目で見られることもないので、有り難いなあと思います。昔はあんなにビクビクしていたのに…。時代は変わるんですね。
 
 
さて、はじめての『学び合い』
「算数の問題を解いて説明する」形式の課題にすることにしましたが、「説明する」というのが子どもたちにとってよくわからないだろうと思い、前日に簡単な型を教えました。
最初の語りも1年生に伝わるようにいろいろ考えましたが
「みんなに教えて、みんなが分かるようになるといいね」
「友達が増えて、友達と仲良くなったらいいね」
という話をしました。
 
 
そしていよいよスタート。35分という長い時間、子どもたちがどれだけ持つのか
不安はありましがたが、子どもたちの様子を見ていてそんな不安はすぐに吹き飛びました。
もう、子どもたちの目がやる気に満ちている。
 
35分にたって、「終わりだよ~」と言ったら「まだしたい!」
「楽しかった」「友達ができた」と興奮気味。
 
 
次の時間の音楽までいい感じでした。
 
注意しなくていいし、子どもたちの笑顔が見られるし、
どの子もいきいきいているし、天国だーとおもいました。
 
あーやっぱり『学び合い』いいなあ。