『学び合い』初期
『学び合い』初期に起こる状態の一つ。
学び合っているというより、触れ合っている状態。
頭を使って考えているというよりも、いろいろな子同士で関わっている状態。
『学び合い』の学校観を実感するという目的のためであると考えれば
そんな状態が初期にあってもいいんじゃないかと考えています。
逆に、全然交流しないという状態もあり得るそうです。
なるほど、確かに一番最初に取り組んだときは、グループ学習に近かった。
そんなときにどうすればいいか。
手立てが2つ(今ところ思いつくものは)
・課題を変えて子どもたちの交流を必然化する。
例えば、マスを埋める問題にする
「50文字以内で記述する」とか
・教師が積極的に可視化する。
例えば「あー〇〇さん、すごくいい考えだねえ」とか
「いろんな人に聞きに行けるっていいねえ」とか。
セオリーから外れると思うけど、もっと個人的にかかわって「ねえ、あなたいい感じだからみんなに教えにいってほしいな。」とか「あなたの考えをみんなに伝えてよ」とかいうのもできる子集団を動かすために、最初はいいのかもしれない。
うーん、意外なところに考えることがあるっていいなあ。