GTOのブログ『学び合い』

福岡の小学校で『学び合い』を実践しています。

小学6年生①

小学校の1年生から6年生の担任の中で、

一番大変だなと思うのが、6年生だと私は思います。

何が大変か。主に次の3つ

【子どもへの関わり方】

【授業】

【行事】

量も多ければ、求められる質も高い。

特に2学期は特に大変です。

 

まず【子どもへの関わり方】

個人差があると思いますが、6年生の後半になると特に女子は精神的な変化がかなり現れると思います。友人関係がぎくしゃくしたり、担任との関係が悪くなる場合もあります。「思春期だから」といえば簡単なのですが、起こりえるトラブルとその指導や配慮の難しさはかなり気を遣います。私も2回担任経験がありますが、どちらのクラスも

女子絡みのトラブルが多く、保護者と話すことが多かったです。

 

【授業】

「6年生だからレベルが高い」という簡単な話でなく、

単純に教科が多いです。5年生から加わる家庭科をはじめ、総合的な学習の時間や

外国語活動は準備や教材研究にかなり時間を使います。

社会科は歴史と公民の学習があり、教科書レベル以上のことを子どもが知っていることも多々あるし、塾に行っている子にとっては、学校の授業は簡単すぎる、つまらない

と思われても仕方ありません。また、私の自治体では、社会の歴史授業研を必ず行わなければならないので、これもかなりの時間を要します。

 

【行事】

修学旅行を秋に設定している学校は多いと思いますが、これも相当準備に時間がかかります。委員会に提出する書類はもちろん、旅行会社やホテル、見学地との連絡をしなければならないし、子どもたちが安全に学べるよう、十分に打ち合わせをする必要があります。音楽発表会などの行事は「6年生・最高学年」というプレッシャーをかけられますし、卒業文集、アルバムの作成はほぼ時間外にしかできない仕事です。冬休み、他の先生たちがいない中、ひたすら打ち合わせとチェックに時間をとられます。

 

もちろん、これだけではないんですが、他の学年にはない大変さが6年生にはあります。正直6年生を2回持つまでは、こんなに大変だなんて気づきませんでした。

だから、他の学年を担任していて、「6年生大変そう」まで思っても、具体的に何かできるわけではないんです。個人的には学校全体で6年生の大変さを理解し、少しずつでも仕事を分割したり、代われるものは代わるべきだと思います。

 

 

2学期を乗り越えると、3学期は少し余裕が出ます。教科書の内容に余裕が出るのもありますが、「卒業式」という分かりやすい目標があるので、子どもたちと「頑張ろう」という意識も生まれます。また、「中学生に向けて」という意識も出てきます。

 

私も過去担任した6年生の2学期が苦しすぎて、3学期力を入れすぎることになり、空回りした経験があります。子どもとぶつかったこともあります。いろんな失敗や苦労もありますが、やはり6年生を最後まで担任することは自信になりますし、子どもたちと進学後にもつながりが持てることが6年担任の魅力です。

 

6年生担任の先生たちにエールを送りたいですね。