GTOのブログ『学び合い』

福岡市の小学校で二重かぎカッコの『学び合い』を実践しています。

跳び箱とんだよ

初任の時に、本で「跳び箱のとばせ方」を学びました。

実際に跳び箱がとべなかった子どもの何人もが跳べるようになり、

その子の親から感謝の言葉をたくさんもらいました。

 

子どもをできるようにすることが、教師の仕事であり、やりがいだと感じていました。

次の年は、逆上がりをできるようにしました。

これもまた、たくさんの子ができるようになりました。

 

教師の指導技術ひとつで、子どもはできるようになる、そんなことを実感しました。

 

それから数年して、『』をしり、だんだんその考え方が変わっていきました。

そして、今では、跳び箱も鉄棒も子ども同士で取り組ませ、私はほとんど関与しません。

安全の確保と、教材の準備だけです。

 

さて、今日、いつまでも跳び箱がとべない子が数名いました。

そのうちの2名にたいして、個別の指導をおこないました。

2名はとべるようになりました。

今まで、子ども同士でやってもうまくいかなかったのに、一発です。

「先生のおかげ」と思われても仕方のない状況です。

 

その子達は、とても満足そうでした。

ああ、できるようになるって嬉しいんだろうなあとおもいました。

しかし、やっぱり心のどこかにひっかかりがあります。

私がその2名にはりついていた分、他の子たちは、手薄になります。

 

とべなかった子たちと関わる時間はなくなります。

苦手な子たちの子との関わりができる子たちを成長させると思います。

しかし、とべない子はとべないままかもしれません。

 

いろいろ葛藤がありました。

子どもたちの関わりにこだわるか、

「個別指導」するのか。

今回は、最後に個別指導したので、「みんなでできるようになったねえ」の

ような感じでした。これならまだいいかなと。

 

まだまだこれからですね。