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F先生に影響を受けて

F先生がこのような記事をアップしていました。

 

若者の最大の武器は「語り」なのではないか?: furu-t 学び続ける日々

 

この記事の中に次のような一節があります。

 

恐れ多くて語れない。
そんな人もいる。
でも、そうじゃ
ないのさ。伸ばす力があるから語るのではない。 
語るから、伸ばすためにどうするかを本気で考え始める。 語ることは出発点。

 

とても共感できる言葉でした。

 

今、『学び合い』を実践している先生たちと、じっくり話す機会を持っています。その多くは私よりも若い先生なんですが、その方々と話していて感じていたことがまさに、この記事に、この一節に述べられていました。

 

自信がなくて。。。

恐れ多くて。。。

そんなことを聞きますが、

とんでもない。

 

どの先生も、それぞれいろんな人生を歩んできて、いろんな葛藤があって、

いろんな経験をして教師になった。

中には、理想の教師像があった。

もうそれだけでオンリーワン。

 

実際に教師になって、いろんな子どもたちに会い、うまくいかないことや、悩むことを経験した。その過程で『学び合い』を知り「いい」と思った。

「いい」と思った背景には、「すべての子が分かるようにしたい」「子どもたちが楽しそうに学ぶ姿が素敵だ」など、どこかその人の「生き方」や目指す教師像につながるものがあったように思います。(そうでない場合もあると思いますが)

 

そして、子どもたちに対して、語る必要に迫られた時まさに、自分の生き方や人生をもう一度捉えなおし、価値づけしていくのではないかと思います。

 

この作業をくりかえし続け、「何を語るか」本気で考えることで、それまでの自分の経験や生き方が線でつがり、言葉に「厚み」のようなものが増してくるのではないかと思います。

 

 それぞれの人生を歩んできて、いろんな経験を背景に語る言葉はは比べようのないもの。

誰でもそれは武器になりえると思います。

そしてそれを武器にするかどうかは、その人にかかっています。

 

「自分なんて」なんて思う必要ない。

自分の人生をぶつけて語ったらいい。

F先生の言葉を借りたら、「最大の武器」なんだろうけど、私は「唯一の武器」と思っています。その武器をしっかり育てたら「最大」になるのではないかと思います。

 

 私が今お手伝いをしているのは、まさにそこ。

 どこまでできるか分からないけど、プラスになってもらえたらいいなと思います。

 

25日のセミナー、楽しみです。