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一斉授業を経て

【一斉授業を経て『学び合い』をするべきか】

 

最近、ある方から投げかけられた問題提起

私自身、教員の仕事をはじめて3年間は一斉授業を行っていました。

その後、『学び合い』を知り、一斉授業の一部として取り入れはじめました。

 

最初は一日一回できればまだいい方。

ちょっとずつ試していくことで「いいかもしれない」と思うようになりましたが、

最初の一年間は「たして2でわる『学び合い』」だったと思います。

なかなか『学び合い』に移行できなかった理由は以下の点が考えられます。

 

・本とネットブックを読んで実践してみたけど、今考えれば拾い読みをして、自分でもできることからしか取り組んでいなかった。

・周りに同じような授業を行っている人も、見学がどこでできるかもしらず、ブログしか情報源がなかった。

〇「子どもたちには教えないといけない」という思いがどこかに残っていたため

一斉授業の型から離れることができなかった。

 

特に子どもたちに任せて「課題が終わらなかった」時のフォローをしなければいけないという焦りが強く、どうしても任せることができなかったり、任せたとしても最後に教えたりまとめをしたりすることが多かったように思います。

 

ある意味これは「子どもたち全員を分かるようにしたい」という『学び合い』に近い考えから来るものなのですが、なかなか踏み切れなかったと思います。

このようなことから私は「一斉授業をしていたから『学び合い』に移行できなかった」という経験があるので「経なければいけない」というのは疑問が残ります。

 

 

では、『学び合い』を取り入れるにあたって一斉授業で身に着けたスキルが必要かどうか、ということについて続きを考えてみたいと思います。

(つづく)