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公開研究授業

金曜日は、公開研究授業でした。

私のことを知る方から「え、『学び合い』しないの?」と言われるくらい、ガチガチに学校の研究主題と教科研究会に寄せた授業をしました。

 


いいんです。私の実践発表の場ではないですから。ただ、やるからには全体の配分、活動時間、活動内容など綿密に計画した授業づくりをしました。授業後の協議会に向けて法規もかなり勉強しました。はっきりいって時間かけすぎでした。ええ、ただの意地っ張りです。

 


授業自体はそれなりいい形で終えられたと思います。予定通り終えられるように、準備したのであまり達成感はありません。「素晴らしい授業でしたね」と声をかけられましたが、「ありがとうございます」だけ言って「誰にとって?」とは言いませんでした。

 


そう、これは見せることが目的の授業なので「素晴らしい」と言われてもなんとも思いません。ただ、縛りのある中にどれだけ価値を持たせることができるか、そんなことばかり考えていました。(というかそれが支えだった)だからいつも子どもたちに聞いていました。「これ、どうやったらいい勉強になるかな?」って。その過程で、この授業の欠点もたくさん見つけていたので、授業後の協議会で色々突っ込んでくれないか、かなり楽しみにしていました。しかし時間が限られていたので、そういう話にはなりませんでした。残念。

 


「大きな研究授業を通して、教師と子どもが成長する」という話を昔よく聞きましたが、かけた時間に対して失ったものが多いので、私はあんまり思いません。時間をかけたのは、単なる意地です。私(たち)の意地に付き合わされたのは誰か。。ごめんなさい。

 


明日から通常運転、ほっと一安心です。

ただ、一つだけしようと迷っていることが一つ。

「この研究授業を通してみなさん達成感や満足感は持てたと思います。時間をかけた分、批判的になるのは心苦しいのですが、ここは一つ冷静に分析してみませんか、この研究授業について」と発言するか否か。