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しめしめ

今日の算数の『学び合い』

子どもたちはとても困っていました。

なぜなら、「説明せよ」という相手が私だからです。

 

本来『学び合い』では、「◯人に説明して、納得してもらえたらサイン」という方法をとります。

しかし、このサイン方式の弱点があります。それは、「納得が甘い」と、サインが甘くなることです。

このサインが甘くならないためには、正誤がはっきりしていることが一番よいです。

しかし、一問一答の答えばかりではありません。

 

「説明せよ」には、「大まかにあっていればよい」という要素があります。

大人ではそれを判断することができますが、子どもではどうしてもそれができないことがあります。

そして、それができるようになるために時間をかけて子どもたちを育てていくわけですが、その通り

「時間がかかる」そのように成長するまで、半年とか、一年とかかかるかもしれません。

 

そこまで子どもたちを信じて、成長を待ち続けるのが、真の『学び合い』実践者なのかもしれませんが、

私は、それはできませんし、していません。むしろ、それを弱点とも思っています。

 

子どもたちにの成長を妨げることになるかもしれませんが、子どもたちで評価できないことは、教師がした方がいいと思います。手っ取り早い。そして、教師が評価する基準を子どもたちが真似ていけばいい。それの方が、早いし、リスクが少ないと私は思ってます。

 

リスクというのは、子どもたちが成長して、評価しあえるようになるまでに、見える結果が出ないということです。一番わかりやすいのは、テストの点数。「なんとなく分かった」は点数につながらず、主に親の信頼を得ることができません。

 

さて、話がだいぶそれましたが、今日の子どもたちは困ってるいました。

なにせ、私に説明してもしても「ちがう」「だめ」「よくわからない」という曖昧な返答されるからです。

子どもたちは何が違うのか、どぅ違うのか、何が正しいのかもわかりません。

 

だから子どもたちは、ワーワーやりはじめます。

「どうすればいい?」と。

そして、一人だけ「よし、合格」と言われた子がでると、子どもたちは一気に教えて、とたかります。

しかし、それだけでは私の満足いくような説明はできません。

何が、合格の要素なのか、考える必要があるからです。

 

一人、また一人と合格する子が増えてきて、だんだん私が求めていることがわかってきた子が増えてきます。

あとは、もう大丈夫かなと思います。

 

さて、このように教師が評価を行なうこと、これにも弱点があります。

ただ、今日はここまで。また今度、書きたいと思います。