今、『学び合い』のことで考えていること①
『学び合い』実践者として、自分の理想というか、憧れているクラスがあります。
『学び合い』の会の先輩のクラスです。今までに2度、参観しました。
学年も、子どもたちも違うクラスでしたが、どちらも似た雰囲気を出していました。
「僕らはここにいていいんだ」
そんな感じが子どもたちからしました。
勉強がわからなくても、助けてくれる仲間がいるし、
大丈夫だよ、みんなで頑張ろうよと言ってくれる先生がいるし、
ちょっとうまくいかなくても、誰かが気にかけてくれるし、
先生も「ははは」と笑ってくれる。
そんな感じが教室に入るとしました。
参観した方は口を揃えていいます。
「あったかいクラス」と。
子どもたちと先生がにこやかに学んでいる姿は何度も見ても憧れます。
その先生と話していると、誰よりも強く「一人も見捨てない」を願っているように感じます。
そして、子ども観も学校観も、私の数倍、数百倍、濃くそして大きな器で考えている、そんな気がします。
私だったら心を乱してしまうことも、「ああ、いいよ。」とニコニコして言ってしまえる懐の深さがあります。
どうしたらあんな『学び合い』ができるのだろう、私は必死になってもがきました。
しかし、結果はボロボロ。自分だけが自滅することになりました。
(つづく)