おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

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覚悟123

言いたいことをまず書きます。

私は、明日から変わります。最低でも2時間。

『学び合い』のセオリーを徹底します。

それも笑顔で。演技でもいい。子どもたちから「変」と言われてもいい。

やる。きっとできる。

 

 

ある方のツイートをみました。

多分、何かを伝えようとする意図はなかったと思いますが、

私のこの数年間をふりかえるような内容でした。

『学び合い』を今までに6つの学級で実践しました。

そのうちの2つのクラスが、私にとって特に心残りのあるクラスです。

(これをもし読んでいる教え子たち、すみません。何今頃反省してるんだよって言われそう)

 

『学び合い』をはじめたばかりのクラス。子どもたちがどのように変化していくのか、成長していくのか正直見通せない部分がありました。さらに周りに実践者がいなかったこと、参考書と呼べるような本もほとんどなかったことから、もう頼るところは自分と、学び合いの手引書だけ。

 

とにかくセオリー通りにやったとおもいます。後から本に書かれるような失敗もたくさんしました。

今考えれば、よく止められなかったなと思います。幸運でした。

その後、詳しくは書けないのですが、8ヶ月ほどかけて、はじめはおそらく無理だろうと思っていたことをクリアしました。私は、そのクリアしたことをひたすら目標に掲げていました。

「絶対できるよ」と言い続けたのは、先が全く見えなかったからだと思います。

そして、言い続けてよかったことは、言っている自分がそれを信じようとしていたこと。

よくなかったことは、目標達成を焦って、途中からあれこれ手を加えたり、押し付けてしまったこと。

 

おそらく、私の最初の大きな失敗だったと思います。

今の今まで、あの時のことは自分の責任と思っていない節がありました。

いやいや、私の責任です。焦りに耐えられなかった。

だから子どもたちと私の間に溝ができた。

次々と繰り出す手立てはすべて逆効果になった。

 

そして、あれこれ言い訳をつけて自分を守っていたと思います。

今更ですが、恥ずかしい。

 

でも、その年の良かったことがあります。

それは目標を語り続けたこと。無理だとおもっていたことを子どもたちがクリアしたこと。

その結果、大きく成長した子がいたこと。これは間違いなく私が愚直に『学び合い』のセオリーを守り続けていたからだと思います。

 

しかし、その後、レベルで目標を願うことはありませんでした。

理由は単純。苦しいからです。

(つづく)