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ビギナーズセミナー③

Kuwamanさんのワークの後は、お話を聞かせていただきました。

 

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Kuwamanさんの教室。ベンチがあって、机が4人グループなっていて、黒板が使用されていなくて

・・・写真だけですけど、教室の雰囲気が伝わってきました。そして、kuwamanさんの失敗談というか、

転換点のお話もしていただけました。「ああ、そういう時もあったんだ」と思えることができました。

 

ビジョンとミッション

チャレンジとスマイルとリスペクト

今どんな感じ?どうしたい?どうすればいい?その時どんな感じ?

 

これらは、今の私にも心がけ次第で変われるような気がしました。

でもやはり、最も覚悟がいるのは、この問い。

「子どもたちひとりひとりの潜在能力に僕たちは気づいているか」

 

だからこそ、教員ひとりで見るなんて無理。

学年だけで見るなんて無理。もっともっと多様な人たちで子どもたちを見ていかないと。ということでした。

 

なるほど、これがイエナプランのコンセプトに基づいたkuwamanさんの解釈なのかな。(違っていたらすみません)わたしはこの話をしながら、今の自分、そして『学び合い』の考え方とどうつながったり、共通しているかずっと考えていました。

 

『学び合い』の学校観と似ている「多様性」への理解。

Kuwamaさんは、「教員」と言っていましたが、わたしにはkuwamanさんが、子どもたちの多様性を受け入れ、それぞれにはそれぞれの学ぶスピード、学び方、得意なことがある、というスタンスであり、彼らの個性と成長をとことん信じれるからこそ、それが子どもたちにも伝わり、子どもたちがお互いに認め合い、尊重し合っていたのではないかと思います。これは、『学び合い』でわたしが憧れる教室、先生の姿でもあるので、共通しているのではないかと思いますし、最も大事なことではないかと思います。が、覚悟がいることです。今のわたしにはもう少し時間がかかりそうです。「うん、今のあなたのままでオッケー」と笑顔で言えるようにならないといけません。そういえばこれは、苫野一徳先生も同じことを言っていましたね。

 

また、『学び合い』の授業だけでなく、子どもたちひとりひとりの課題を考えさせ、それを達成していくために、Kuwamaさんの「目標・理想・行動(どんな気分?どうしたい?どうすればいい?)」は、とても有効なんじゃないかな、と思います。これは普段から似たようなことをしていたので、上に書いたように、すぐに取り入れられそうです。

 

そして、クラスをみんなで「共創する」という考え方。そして、対話・楽しい体験・遊び・みんなで学ぶこと、すなわちイエナプランのコンセプトですが、これらも『学び合い』の学校観と授業に似ていると思います。

(体験や遊びは、最近遠のいていたので、復活させようかな)そして、安心して過ごせる「時間」「空間」「仲間」これも大事ですね。

 

たしかにこれが実現できれば、教室は、学校は変わるだろうな。

子どもたちが幸せに、そしてワクワクして過ごせるだろうな。

やろう、きっとできると思う。

Kuwamanさん、本当にありがとうございました。