おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

小学校の先生のブログ→引っ越しました→https://note.com/onisensei024

会場を沸かす

今日の投稿は私の承認欲求を満たすものです(はっきり!)

 

私、高校時代は吹奏楽部に所属していました。

地元の吹奏楽部の中では少し名が知られていて、特にマーチングバンドの成績と定期演奏会のクオリティーには定評がありました。私はそこで3年生まで過ごしたわけですが、一番学んだことといえば「お客さんを楽しませること」です。それは私の中に染み付き、それからの音楽を続ける上でもずっと離れませんでした。

 

そして、教員になってから指導者になる機会を得ました。かれこれ6年くらいしています。

指導にも指揮にも演奏にもいろんなスタイルがあると思います。だからこそ「自分のスタイル」というものがあっていい、と私は思っています。私の指導スタイルはとにかく、細かい技術はわからないので、勢い。

演出とか、体の動かし方とか、表現とか、そういうことを大切にしています。だから音楽性を大事にする方にはすこぶる評判が悪く、指揮すらふらせてもらえなかったこともあります。

 

さて、そんな私が今日、指揮をふりました。

指導している器楽同好会の昼休みコンサートです。

3曲中、2曲は私が指揮をふりました。もう一人の方はスマートな指揮を振ります。私より年下ですが、技術的な指導がとても上手な方です。いつも頼っています。

私は会場の雰囲気を見ながら、お客さんにパフォーマンスをします。今日は、6年生の男子が多かったので、「悪ノリ」ができると思い、曲がはじまる前に少しリハーサルしました。すると、「これはいける」と思い、

曲中のパフォーマンスにしました。最初はちょっと緊張気味でしたが、だんだん会場が湧いていくのがわかります。すると指揮者も演奏者も元気になっていきます。「よしこれこれ!」とテンションが上がっていきます。

こんな時に「自分らしい」自分になれている気がします。

 

後からコメントをいただきました。

「見に行った子どもたちがすごく満足そうに帰ってってきました」

「先生、いきなりあんなことしないでくださいよ!」

 

しかし、私はもっとほしかった。もっともっと。

オオニシさんすごい!じゃなくて

「おもしろかった!」「たのしかった!」「あの演出いいねー!」みたいな。

これは10月に行った音楽発表会の時も同じでした。

私は音楽、指揮者に関しては承認欲求出しまくりです。

どうしてかって、いちねんかんのうちに決めているからです。運動会のダンスと音楽発表会だけは、好きなようにする。と。

 

これがわたしの活力であり、自分らしさなんですよ。

誰にも認めてもらえなかったので、自分から書いてスッキリしました。