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国語の学習で…

 1巻から読んでいるドラゴン桜2

最近6巻が発売されました。国語について書かれています。

ドラゴン桜2(6) (モーニング KC)

ドラゴン桜2(6) (モーニング KC)

 

 

「読解とは、単に読むことではなく文章を読んで、頭の中で構造化することなのです。」

「文章を読んで、ブロック分けして全体像を把握する。その作業を手際よく処理し、何が言いたいか素早く理解する力を読解力というのです」

 

「構造とは3パターン。同等関係、対比関係、因果関係」

同等関係=言い換え   言い換えのパターンは具体化と抽象化→そういう言葉に注目する

対比関係=反対→そういう言葉に注目する

因果関係=原因と結果

 

特にその中でも重要なのは「言い換え」

全ての教科で求められているのは、言い換える力

「つまり」「例えば」「要するに」「いわば」「すなわち」

何がいいたいの?これを問い続けること

 

読解力を言い換えると「要約」

つまりキーワードを自分で見つけてそれを使って要約する

キーワードの探し方

作者が言いたいことは「序論」「本論」「結論」の「序論」と「結論」に書いてある。

また、接続詞ではじまる文章に、繰り返し書かれている言葉がキーワード

 

 

箇条書きのように引用しましたが、今まで私が我流でやってきた国語の(主に説明文)の考え方とほぼ同じことが述べられていたので「うわーーー」と思ってしまいました。もちろん、ドラゴン桜で紹介されていることが「絶対」ではないとは思いますが、なんか嬉しい気分です。

 

とはいっても、私は何か特別なことをしているのではなく、

5年生だったら「要旨」

4年生だったら「要約」

6年生だったら「随筆」

など、その学年ごととに文章を読んだり、まとめたりする学習があるので、それの通りにやっていただけです。ただ、「この学習こそ「読解力」をつける学習だろう」と思っていたので上に書いたように「うわー」でした。

 

決して私は国語を専門的に学んでいるわけでも、力を入れているわけでもありませんが、

おそらくどの教科の学習よりも「ワクワク」します。特に子どもの文章を添削する時はワクワクします。

「どうやってこの文章をわかりやすくするかな」と「考える」からです。

 

国語のテストは答えの根拠がはっきりしています。

だから、答えるためには「考える」必要がありますし、間違っていても「考える」必要があります。

子どもたちに「説明してみてよ」と言ってみたり「わかるようにまとめて」と言ったりしながら、やりとりするのもなかなか楽しいものです。

 

もう学校の教師になって10年近くなってしまいましたが、ずっと国語は我流でやってきました。

そろそろまともに学ばないとなあ、と思っているところです。

正直、自分の勤める自治体には期待していないので・・・。

「自分が納得できる」国語教育を学びたいな、と思います。

 

ちょっと気になっているのがあるんだけど県外なんだよなあ。