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【アマプラで観る】失敗しない映画3選

 

 

今日はちょっと時間があるから、映画でも見ようか。

でも、せっかく見るんだから失敗したくない。

そんなことありますよね。

僕はネット上のレビューを観て、映画を選んでいます。

 

いろいろありすぎて、どれがいいか正直分からない!!

 

そんな方のために、今回はアマプラ(Amazon Prime)で観れる失敗しない映画を3つ

選んでみました。

 

 

 

1.ショーシャンクの空に

囚人になってしまった主人公が、刑務所の中で生きぬく映画。

有名な映画らしいですが、僕は観たことありませんでした。

目を背けたくなるシーンもありますが、前向きな気持ちになる映画でした。

 

2.きっとうまくいく

インド映画。理系大学に通う大学生三人が成長していく映画。

タイトルは微妙だし、はじめの方はつかめない内容なのですが、だんだん引き込まれてきます。「自分らしく生きろ」というメッセージは、日本人にも共感できる内容じゃないかなと思います。インド文化も少し触れることもできます。

 

3.グリーンブック

グリーンブック(字幕版)

グリーンブック(字幕版)

  • ヴィゴ・モーテンセン
Amazon

黒人のピアニストとドライバーとして雇われた白人が旅をしながら成長していく映画。

日本人には馴染みのない差別を知ることができました。

少しずつ二人が心を通わせていくのがいいです。

 

 

まとめ

さて、今回は

今回はアマプラ(Amazon Prime)で観れる失敗しない映画を3つ選んでみました。

どれを観てもいい時間を過ごすことができると思います。

「映画でも観ようかな」と思った時は、ぜひ参考にしてください。

 

 

 

【良書】ウクライナ戦争は世界をどう変えたのか

先日、アメリカのペロシ下院議長が台湾を訪れたあと、台湾と中国の間で緊張状態になったという報道が行われていました。ちょうどYoutubeで分かりやすい解説番組が発信されていたので、聞き入ってしまいました。


www.youtube.com

 

空想ではない、現実に起こりうるシナリオは、素人の私でも理解でき、想像ができました。

この解説を行っていた方の書籍を買いました。

 

 

ウクライナ戦争の起源、プーチン大統領のこと、これから起こりうる台湾有事のことなど、Youtube以上に詳しく説明してありました。テレビやネットの断片的な情報で判断するよりは良さそうだと思いました。

 

興味のある方向けの本だとは思いますが、この本の「エピローグ」は多くの日本人が意識しておかなくべきことだろうと思うので、以下引用します。

 

 

現在のウクライナ戦争であれ、将来の台湾戦争であれ、戦争を道徳的に非難することは、誰にでもできる。しかし、それで終わるならば逆に非道徳的ですらあり、歴史への学びも足りないと言わざるをえない。少なくとも、平和の恩恵を受けておきながら、それを維持する方法の議論を避けるのは、健全な態度とは言えないだろう。アメリカに国土の防衛を依存しておきながら、自らの防衛について議論を避けるのもまた健全とはいえない。

 

 

学校のいわゆる「平和学習」も「戦争の悲惨さ」を知る学習に留まっているのもいかがなものかと思います。平和な社会を築くために、過去や現在、未来に目を向けて、情報を集め、自分なりに考え、自分にできることをしていくことが必要だと思います。

 

 

 

 

 

 

【教育】子どもが問題行動を起こす理由

 

 

教室内で大声を出す

教室を飛び出す

周りの子とトラブルを起こす

 

学校ではいろんな子がいて、いろんなことが起こります。

その中には、上に挙げたような、いわゆる「問題行動」を起こすこともあります。

先生たちはそのような子たちへの「指導」に奔走するわけですが、毎日のように起こる

「問題行動」に対して疲労感を募らせていきます。

 

しかし、先生たちはその子の生育歴や、家庭環境、特性に原因を求めがちで、結局根本的な解決にならず、問題行動が繰り返されるということがあると思います。

 

私はこのような問題行動に対して、すべてではありませんが

言葉は悪いけど「授業がつまらない」に起因していると考えています。

 

何がつまらないのかと言うと、

先生の言っていることが分からない、授業の内容が分からない、座って話を聞いているのが

苦痛・・・などなど理由があると思います。そりゃそうでしょう。毎日5時間から6時間の間、つまらない時間を耐える方が苦しい。

 

確かに、学校の授業すべてが子どもにとって楽しいもの、やりがいのあるものばかりではないかと思います。「楽しい」も「わかりやすい」も「きめ細やか」も、いつもできるわけではないし、教師の力量や子ども一人一人によって違う。

 

だからといって、それを言い訳にして授業がつまらないことを正当化すべきではないと思います。日々の授業が「まあまあ楽しい」「まあまあわかる」くらいにでもなれば、子どもの行動は変わると思います。だから「まあまあ楽しい」を感じる子が限りなく「全員」になるように、教師は努力しないといけないと思います。

 

私が知る限り、それが可能なのは『学び合い』です。

 

「教師の指導はなくていいのか」

「子ども同士でわかるようになるのか」

「教科の本質を教えられるのは教師だけ」

 

いつまでもこだわっていたら

「授業がつまらない」は改善できず、子どもの問題行動が止まらないんだと思います。

教員不足解消も大事だけど、学校における教育観を変えないと、

子どもへの悪影響は止まりません。

 

『学び合い』の関連書はたくさんありますが、私はこの本がお気に入りです。

ぜひ一人で多くの方が『学び合い』に関心を持ち、チャレンジしてほしいなと思います。

そして、『学び合い』を続けようと思った方は、同じ『学び合い』を実践する方とつながって

ほしいなと思います。

【大事なこと】変えられるのは・・・だけ。

1学期が終わりました。終わってからもう何日か経つのに、今更「終わりました」って書いています。まだなんか放心状態。それくらい、1学期末は本当に大変でした。

 

全国的なコロナ陽性者の影響は、少なからず学校にも及んで、特に私のような学級担任を持たない職種の立場は、コロナ関連で出勤できなくなった先生のフォローをひたすらしつつ、通常業務を行うという状態でした。さらには、教頭先生まで出勤できなくなり、教頭業務を少しだけ代行するということも。

 

匙を投げたくもなるときもありました。

でもぐっと堪える。これが僕の立場であり、仕事なんだろうなと思います。

 

「子どもや保護者のせいにしても何にもならない」

 

学級担任時代、ずっと自分に言い聞かせてきたこと。

今では「管理職や教育委員会、文科省のせいにして何にもならない」と思っています。

 

変えられるのは自分だけ。他人や行政のせいにし続ければ、それが習慣になり、成長は止まります。自分の権利ばかり主張して、自分のことは棚上げ。他人から見れば「浅はかだなあ」と思うことでも、本人は気づかない。それくらい、日々の言動は、本人の生き方に関わるんだろうなと思います。

 

夏休み。

子どもが来ない分、気持ちに余裕が生まれる時期です。学ぶ、仕事から離れる、自分の好きなことをする・・・それぞれ、自分なりの過ごし方で過ごして2学期を迎えられるといいなと思います。そして、それを働きかけていきたい。まだもう少し頑張ります。

 

 

ネガティブな気持ちを解消するには?

昨日、帰宅後、ネガティブな気持ちになっていました。

 

「いったい自分は、この3ヶ月の間に教務として何ができたんだ」

「またミスしてしまったよ。自分のミスの影響は大きいよな」

 

そんなことが頭の中をぐるぐる周ります。

 

一方で、こんなことを思います。

 

「ああ、体が疲れてるんだ。疲れているからこんな気持ちになるんだ」

 

1週間、毎日毎日予定外の連続。自分の想定した通りになる日なんて1日もありません。

暑い中プールの監視員をし、1日何回も校内の見回りをし、先の予定の準備をし、同僚の相談に答え、子どもと関わり、オンライン授業関連の保護者相談に答える。それでいて、子育てと家事を並行しているんだから、そりゃ疲れるでしょう。

 

自分を客観的に見て「休んだら、このネガティブな気持ちもなくなるさ」と思い、

昨日は早く休むようにしました。

 

そして今日、いつも通りの時間に起き、散歩をして、コーヒーを飲んで今に至ります。

 

昨晩妻から言われました。

 

「初めて教務になって3ヶ月、十分仕事したんじゃない。新参者のあなたにはこれ以上のことをする必要はない」

 

 

確かに、まだ教務になって3ヶ月。見通しも何もつかぬまま、手探りで仕事をしてきました。

そして、異動してきて3ヶ月。人間関係も何もない状態からスタートして、今に至ります。

 

 

自分が「できなかったこと」より

「できたこと」を考えた方がいい。

ネガティブな気持ちを解消するには、意識してそういう思考をした方がいいだろうなと

思います。

 

なんだかんだ、1学期もあとわずか。3連休。

よく休んで、あと少し頑張ります。

 

信頼されるかどうかは紙一重

教務である私にとって、職員室内で信頼されることは、重要なことです。

 

職員から信頼されなければ、仕事を任されることもないし、仕事をお願いしても嫌な顔をされるでしょう。

 

もちろん、私がどのような評価を受けているかは見聞きしたわけではないので分かりません。

ただ、他の同僚の評価なら耳に入ってきます。つまり、どこかで私の評価を話している可能性は十分あります。

 

私の耳に入ってくる他人の評価を聞いていると、職員から信頼されるかどうかというのは、

ほんのちょっとしたことではないかと思います。

 

その一つが「労い」です。

 

「お疲れ様」

「頑張っているね」

「大変だね」

 

そんな言葉かけ一つで印象はだいぶ変わると思います。

どんな人でも「自分は一生懸命頑張っている」はずです。

だからこそ、そこをしっかり認めることが必要ではないかと思います。

 

また、何かしら居残りしないといけない状況になった時に、それが終わるまで待ち

「遅くまでお疲れ様。大変だったね」と声をかけることも大事なことだと思います。

 

学校の働き方改革とか、負担軽減とか言われています。

もちろん、それも大事なことですが、それ以上に、お互いに労い、お互いに助け合える

職員室環境の方が大事なのではないかと思います。

 

集団の2割を動かす

どんなに正しいこと言っても、どんなに工夫しても、伝わらなければ意味がない。

でも、分からない人には分からないし、分かろうとしない人には伝わらない。

 

それで「浅はかだなあ」と思うわけではないけれど

いつまでも変わらないことへの焦りは感じる。

 

せめて口頭で何度も伝え、紙面で何度も伝えたことくらいは伝わってほしいと思うけれど、それすらも伝わらないんだから、中身はもっと伝わらないだろうなと思う。

 

子どもに「話を聞きなさい」「書いていることをちゃんと読みなさい」と言う割には

全然話を聞いていないし、読んでいない。そして気づかない。

 

負担がー

人手がー

仕事量がー

 

その前に自分達のことを改める方が先だ。

 

さて、ぼやいたところで、何も変わらない。

この課題に対して、何ができるか、どうすればいいかをまた考え直さないと。

 

そうだ、集団の2割を動かせばいい。

そう考えると、10割を目指そうとしている時点で無理があるんだった。

さて、今日も頑張ろう

教員が疲労感を感じる時。でも・・・

昨日、久しぶりに学級担任の仕事をして疲れました。

 

学校の教員の仕事は、主に授業。そして学級経営。十数人の子たちの様子を見ながら、授業のこと、学級のこと、次の日のことを考えて過ごしています。時にはトラブルの対応をしたり、保護者対応をしたり、最近だったらオンラインの対応をしないといけません。

 

常に頭を回転して、体を動かし続けないといけないから、かなり疲れます。

 

とはいえ、私が学級担任をしている時は、だんだん教室が「家」のような感覚になり、そんなに疲労感を感じることはなかったように思います。授業中、子どもたちは自分達で学んでいるし、色々言わなくても学級はちゃんと機能します。

 

やはり学級担任が「疲労感」を感じるのは、年度初めだったり、学期末だったりとやることが増えてくる時ではないかと思います。また、子どものトラブル対応や保護者対応は神経を使うので疲れます。

 

ただ「疲れた疲れた」ばっかり言うのもどうかな、と思います。

「仕事なんだから」と思うことは大事だと思うし、自分でこの仕事を選んでいることも忘れてはいけません。子どもたちと過ごすことは、他の仕事にはない楽しさや喜びがあるし、活力が湧いてきます。授業だって子どもたちと一緒に学ぶ充実感があるし、保護者対応も内容によっては、やりがいがあります。

 

教員の仕事は「疲れた」ばかりが話題にされがちですが、教員の仕事のよさもできるだけ言葉にしていけるといいなと思います。

おに学級「10のルール」

 

以前、学級担任をしていた頃

おに学級「10のやくそく」とか「10のルール」というものを決めて

子どもたちに年度初めに伝えていました。

 

 

 

さて、これを見て、みなさんはどう思いますか。

 

 

 

おそらくこの当時は

 

「先生はこんな先生なんだよ」

「こんなことをよく話をするよ」

「大事にしていることはこうだよ」

 

ということを自分なりに言語化して、子どもたちに伝えたかったんだろうなと思います。

もちろん、それは担任をする上でとても大事なことだと思うし、

教師としても、自分の教育観を明確にする上でよかったと思います。

 

 

ただ、年度初めにいきなりこれを子どもたちに出して「これを守ってね」は浅はかだったなあと今更ながらに思います。当時は気づいていませんが、権威主義的というか教師の傲慢さが感じられます。もし校長がこんなことをしてきたら、嫌だろうという想像力もなかったと思います。

 

ただもし今担任をするとしたら、

このような「大事にしていること」を伝えないわけではありません。

日々の授業、学級経営の中で事あるごとに話をして、

子どもたちに「納得」してもらいながら表明していくと思います。

 

その上で、このような「10のルール」「10のやくそく」にまとめるならよいかもしれませんが、子どもが違えば、語ることも変わる以上、10にまとめられるはずありません。自分がやりたいこと、大事にしていることと、子どもの様子を見て、決めていく必要があるでしょう。

 

 

最近、似たように子どもに「ルール」「やくそく」を押し付けているのを

見かけて「浅はかだなあ」と思うことがありましたが、

自分も同じようなことをしていたし、同じような過程をたどって今があると

思い出しました。

 

 

あとは「ルール」や「やくそく」を押し付けていることに気づけることを願うばかりです。

 

雲雨傘

しばらくブログの更新が滞っていました。

書きたいことはたくさんあったのですが、疲れていたのかなかなか文章にする気がおきず、

結局土日があけました。

 

今週意識したいなと思っていることは、

 

「雲雨傘」

 

です。

「雲雨傘」とは、一つの事実に対して、人はさまざまな解釈をし、その解釈に合わせた行動をするということを表しています。まこなり社長の動画で紹介されていて、今の自分にピッタリだな」と思いました。

 

「え、なんでそんな指導するの?」

「え、なんでそんな考え方するの?」

 

同じ教員といえども、同じ事実に対して、解釈や行動は変わります。

僕の目の前の課題は自分にとってはシンプルだし、それに対する自分の行動も迷いはないと思っていても、周りは違うことはたくさんあります。その解釈や行動に対して、良し悪しを言っても対立を招くだけでしょう。

 

まずは事実に戻り、そこから一緒に解釈や行動を考えていく

 

私が今週意識することです。最近感情的になることが多かったので、気をつけていきたいと思います。なんだかんだ、1学期もあとわずか。ゴールが見えてくると、気持ちに余裕も出てくるはず。

 

できることを少しずつ、やっていきます。

 

 

 

 


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