思い出1
教職生活1年目
そんな電話をもらった翌日から教職生活スタート。
いきなり2年生の担任を持つことになりました。始業式までの数日は何がなんだかわからず、気づいたら始業式で、子どもたちの前に立ちました。
教育実習は何だったんだ、、、と思うほど
何をしたらよいか分からず
とにかく隣の先生のマネをして、
教頭先生の師範授業のマネをして、
それでも思うようにいかず、、、
今考えれば子どもたちと保護者の方への申し訳なさでいっぱいです。
その当時の教頭先生はとてもお世話好きな方で、よく私に問題を出していました。
「子どもの教育活動で一番忘れてはいけないことは?」
「子どもがウソをついた時どうする?」
いろいろなことを聞かれ、教えてもらいました。
教わったことは今になっても大事なことばかりです。そして、ここまでお世話をしてくれる方ってそんなにいないことを知りました。私は恵まれていました。
「オオニシさんのいいところは素直なところよ」とよく言われていました。
でも最初はとても横柄な態度をとっていたと思います。
有難いことにその教頭先生は採用試験の面接の練習や、マットやプールの指導までして下さいました。
その中で「自分はできると思い込むな」
ということをよく言われてました。
多分私の態度を察知したんでしょう。
謙虚な姿勢を持つことを徹底的に言われました。
有難いことにその年、正式に採用されましたが
おそらくこれを言われなかったら、面接で落とされていたと思います。
それからもとにかく周りの先生に聞いて聞いて聞いて、、、でした。みなさんとても優しく、たくさんのことを教えてくださいました。
これから教師になる方は、私のように恵まれていないかもしれません。ちょっとお節介な先輩の先生はいないかもしれません。
学校の先生は、採用されて何の訓練もないまま(もちろん、大学などで実習をしたり、ボランティアをしたりしますが)
担任の先生をする方が多いと思います。
教職として真っ新な時に、大事なこと勉強することは、後々の教職生活に大きく影響を与えると私は思います。
だからと言って、何をすればいいのか。
私が思うのは、よい先輩を見つけて、聞きまくることだと思います。
(実は2年目はいろいろあってこれができませんでした)
思い出とかいいながら、
子どもたちとの思い出を書いてなかった!
つづきはまた今度。