火をつける
【子どもたちのやる気に火をつける】
あれ?なんか子どもたちの様子がちがうなあ。
課題は達成できそうなんだけど、なんかのんびりしている。
むだな話をしているわけではないんだけど、
なんかちがう。
ただ、課題に対して機械的に取り組んでいる感じ。
「うーん、子どもたちにどんな言葉かけをすればいいんだろう」
叱ることでもないし、怒ることでもない。でもこのままじゃいけない。
「このままじゃいけないんじゃないの?」という話をしました。
ちょっと熱をこめて。
子どもたちは真剣に聞いてくれていました。
いや、これは私の感覚なのですが、
「真剣」に伝わっているときは空気感が少しちがいます。
後半の子どもたちの活動は、ずいぶん変わりました。
よく考え、課題も理解していました。
人間ですから、
人間たちの集まりですから、
おなじやる気でいるのは難しいかもしれません。
そこに火をつけるのは、教師の役割なのかなと思います。
もちろん、火がついた後の子どもたちは、自分の思っている以上の動きを見せてくれるので、また私の火もつきます。
このクラスもあと一か月。
少し寂しい気持ちになってもきました。