ズキン
久しぶりに読んでいて、「ズキン」とくる文章がありました。
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あなたは、皆から慕われる教師なのだと思います。子どもたちは、あなたから褒められることが大好きです。さて、そうなるとクラスの皆はライバルになりませんか。
あなたはしっかりと指導するタイプの教師かもしれません。あなたの言っていることは、筋が通っており、反論の余地がありません。そしてあなたも反論を受け付けません。子どもたちには「でも…」という気持ちがあります。そのイライラを誰にぶつけたらよいでしょうか。一番弱いクラスメートですよね。
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うーん、まさにこれは自分に言えると思います。
慕われているかどうかわからないけど、子どもたちは「褒められる」ことにとても敏感だと思います。また私の評価に対して比べあっている面も見られます。
教師としては善意であって、子どもたちにとってみれば、無意識に競争意識を持たせていることがあるかもしれません。
そして、指導がきっちりしていて、反論の余地がない。
一方的に押さえつけるような指導はしていないつもりですが、私の話し方や、態度に対して子どもたちは何らかの圧力は感じていると思います。確かに反論しようがない面もあると思います。さて、だから自分はどのように話していけばいいものか。
最近は、アドラー心理学を基盤に、
「なぜそんなことをしたのか」
「これからどうするのか」という話をするようにしている。
そしてなるべく、子どもに話す時間を作るようにしている。
あくまで何となくだけど、今までの子どもの反応とは違う。
反発するようなことはない。
これがいいって、いう指導はまだまだ見つからないし、それを見つけてしまったところで、本当にそれが正しいのか疑わなくなってしまっても困るから、気を付けていこうと思う。