おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

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予備校時代

決して予備校の講師を批判したいわけでもなく、

西川先生を擁護したいわけでもなく、ただ単に自分の想いを。

 

とにかくつらかった。

あの当時の自分としては。

1年間、孤独。

親以外に会話する相手がいないから

不安をぶつける相手もいない。

夢を語る相手もいない。

分からない問題を聞く相手もいなければ、

単語や語句を覚えあう相手もいない。

本当に成績があがるかどうかもわからぬまま、

必死に講師の話を聞き、自習室にこもる毎日。

有名という講師の話が速すぎてついていけなくなるも、

1秒でもゆるんだら、もう目標が断たれるのではないかというプレッシャー。

肩書きもなく、ただ飯を食うだけの存在。親への申し訳なさ。

 

目標は大学に入ること。

その先にどんな大人になりたいとか、

どんな仕事をしたいとか、

どんなことを学びたいとか、

知る由もないし、考えるヒントもない。

 

つらかった。

ただ風景を眺めている時間が一番気持ちがよかった。

何度も同じ公園、同じ場所で佇んでは、自分を励ました。

 

今だからこそ思う、

一緒に勉強する仲間がいたら

いろんな目標を持つ仲間がいたら

不安を話せる仲間がいたら

私のその一年は変わったかもしれない。

 

孤独に耐え抜いた結果は第一志望不合格。

受験なんて孤独な戦いだと、言うかもしれない。

実際に毎日予備校に通う時に思っていた。

 

でも本当にそうだろうか。

『学び合い』だったら変わっていたかもしれない。

予備校に『学び合い』がなくてもいい。

せめて高校や中学校に『学び合い』があったら、

変わっていたと思う。

 

私の想いは以上です。

『学び合い』は授業のスタイルうんぬんではない。