今日は、1年生相手に真剣に話しました。
昨年の6年生に話したようなことです。
内容は「みんなが本当に勉強がわかる仲間になろう」のようなことです。
昨年も語り続けましたが、時間が足りなかったことと、私自身の力のなさのため、思うようにいきませんでした。
そもそも「みんながわかるように」というのは、高いレベルのことを求めていると思います。子どもそれぞれ「わかる」の認識が違うのに、それをどうすり合わせるのか。
わかった気になっている子、
いい加減に丸つけしている子に、
どれだけ気づき「それ違うよ」と言えるか。
自分がよくわかっていないことに、どれだけ気づけるか。気づかせてもらえるか。
高学年の担任の時は感じました。
「自分が分かるならそれでいい」と心のどこかで思っている子たちに、「みんながわかること」が得だということを伝える難しさを。
一年生には、まだそこまで「自分が」というものはなく、「誰かのために」ということを素直に受け止めてくれそうです。だからこそ、今、経験してほしい。仲間になってほしい。
私にできる、残りの小学校生活に生かせることは「みんなが勉強がわかる」ような仲間になることです。