実践者からの気づき
今、私が参加してる『学び合い』の会で注目されている『学び合い』実践者のブログです。
http://e-chigoya.hatenablog.jp/entry/2017/10/01/000734
そうそうそれ!ということを、とてもわかりやすい言葉で言語化しています。
以前「教師の個別の評価は良くないのではないか?」という疑問が一時期ありました。
子ども同士で相互評価していると、どうしても抜けや漏れがあったり甘くなったりしがちです。評価を教師がやったところで、完璧かといえばそうではないんですが、子どもたちが評価できるようになるまで、と思って個別の評価を行ったことがありました。
同時に、『学び合い』の観「子どもは有能である」に矛盾するのでは、という考えが頭を離れず、モヤモヤしながら取り組んでいました。
でもやはり、子どもたちが評価できるようになるには、タイムラグがあります。その間を埋めずに、高まるリスクのことを考えたら、やはり個別評価は必要だろう、ということで、自分を納得させていました。
私が行ったのは、社会科の思考・判断・表現の観点の達成を目標とした、記述式の課題です。
文を素早く読んで、評価するという作業が必要なので、私が評価を行っていました。
くふうしたのは、何が良くて何が良くないかを、はっきり伝えなかったことです。「はい、これは△」と言うだけで突き返していました。
もちろん、評価者である私は基準を持っています。基準に当てはまらなければ、もう一度というように、どんどん評価するわけで。
困った子どもは、どうすれば良いのか、周りに聞くことになります。また、できる子は、何が必要なのか見抜くことができるようになります。
子どもたちの様子を見ながら、少しずつ課題のレベルを調整し、時々、相互評価する機会ももたせながら行ってました。教師の個別評価とは異なり、相互評価する時は、評価基準を明確にしておきます。(とはいっても難しい)
が、今日このブログを読むまであまり自信が持てずにいました。あくまでもモヤモヤしていたものだったので、言語化できていなかったのです。
実践者のブログを読むと、発見があってとてもいいですね。私もその1人になりたいです。