公開日
今日は『学び合い』公開日。
「明日はおうちの人が来るかもしれないから、みんなで頑張ろうね!」と昨日言ったからか、親に「来て!」と伝えた子がいたらしく、初めて来る方がいました。
今日は「たし算の計算の仕方を全員が書いて言えるようになる」という課題。
計算の仕方自体は、もう4回ほど練習してきたので、スムーズにいくかと思いきや、
ひっかかってしまう子多数。
「ああー、『学び合い』だから気づけるよなあ」と改めて思います。
分かっているようで、分かっていない。
何が分かったなのか、分からない。
一年生を担任して何度も経験してきたことです。
しつこいくらい、同じことを練習し続けることが大事なのかなあと
思っています。
さて、今日の『学び合い』は、保護者が来るので、
子どもたちのやる気がいつもより高かったのか、
私の語りを素直に受け入れてくれたのか、子どもたちが活発でした。
終わった後に、ふらふらしてしまうようなことはありません。
特に成長を感じたのは、間違いに気づいて、やり直しをしていること。
説明をしている時に間違いに気づけることです。
今までは、適当に丸付けをしたり、適当に評価していることが多かったですが、
今回子どもたちの様子を見ていて、「あれ?それちがうよ」という声が聞こえてきました。「おお~ちゃんと、間違いに気づけるってことは、本当に分かろうとしていることだね」と声をかけました。
最後の5分くらいで、間違いに気づいた子がいて、一気に輪ができました。
最後の子に集まって輪になるのは、『学び合い』あるあるなんですが、
私のクラスではなかなかそういう状態を見かけることは、今までありませんでした。
「全員達成」を意識できる子が出てきたからなのかなあと様子を見ていて感じました。
保護者の方ともお話ができ、よりよい公開日になったと思います。
低学年は特に保護者の方が学校の様子を知りたいと思っている方が多いので、
この公開という取り組みをしてよかったなと思います。