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級訓

学級訓を大事にしだしだしたのは、『学び合い』をはじめた頃から。それまでは、掲げているけど、あまり子どもたちに意識させていませんでした。『学び合い』をはじめてから、「目標」をより意識するようになり、学級訓の必要性を感じるようになりました。

 

それからというもの、何か子どもたちに語るときはいつも、学級訓に立ち戻るようになりました。

 

しかし、子どもたちから作ったものでないと、結局子どもたちからしたら「先生が何か言っているもの」と他人事に感じてしまうでしょう。教師が提示して子どもたちに確認をする、というトップダウン型の学級訓は、作るのは簡単です。しかし、子どもたちに「自分たちの目標」という感覚があまりない。

 

また、年間を通した目標や具体的にイメージできるものでなかったら、これもまた「絵にかいた餅」にしかなりません。例えば「チャレンジ」を目標にしていも、いつも「チャレンジ」する機会があるか、「チャレンジ」することってどういうことか、そのあたりまで考えていないと、結局掲示しているだけになります。

 

子どもたちが作り、年間を通して自分が語るだろうと思われる学級訓をつくるようになったのは、ほんの3年前から。毎年時間をかけてつくっていますが、最初の授業参観に間に合わせるという縛りがあると、やっぱり中身にこだわれない。後から「こういう言葉入れておけばよかったな」と思うことがあります。だから、2か月くらい時間をかけてつくる学級訓が一番いいのにな、というのが本音です。

 

さて、来週は授業参観があります。

なので、それまでにいろいろな掲示物や学級訓を完成させる必要があります。

今年の学級訓は低学年でもあるので、トップダウンにしようと思いますが、

少しは学級訓づくりに子どもたちを携わらせたいと思います。