スタンスを変えてみた
授業をしながら怒るようなことは、ほとんどないんですが、
「声かけしないといけないな」と思うことはあります。
ただ、それが子どもたちに「怒る」「叱る」と捉えられがちな気がします。
「声かけ」であっても感情がこもれば「怒る」と思われても仕方ありません。
「時間守ろうね、どうしてかというと」という・・・という私からしたら「声かけ」も
表情や声の調子から「怒っている」と思われることもあるでしょう。
「先生はいつも怒っている」
「先生は、〇〇さんをよく怒っている」
時々、子どもたちから聞く言葉ですが、それを聞くたびによくないなあ~、と思ってしまいます。だんだん自分ってダメだなあ、と思うようにもなります。
そこで以前から色々工夫しています。
・声かけは最低限にして、じっと待つ。
・「怒っているんじゃなくて、みんなに考えてもらいたいから話をしているんだよ」
と前置きをする。
・紙に書いて、見せるようにする。
ちょっとした工夫ですが、少しは効果があるのではないかと思います。
そして最近は自分自身が嫌にならないように、スタンスを変えてみました。
「今、必要なことを教えている」と思うこと。
子どもたちに話をしている時に「教えていること」「教師として教えるべきこと」と思うと、感情が入らずに話せることが分かってきました。また、自分が話していることに、自信が持てるようになってきました。また、話をしたときに
「注意に近い話」「褒めるに近い話」「スルーしたこと」をふせんにメモするようにしました。これも自分の話すことをコントロールする方法として、自分に合っているなと思います。
私の最大の課題は、子どもたちに「怒っている」と思われること。
「怒っている」自分に罪悪感を抱いてしまうこと、です。
これが一番心労だということが分かってきました。
簡単に書いていますが、1年以上考えていることです。
さあ、今日もチャレンジの日です。