見学
昨日は、ある小学校の特別支援学級を見学しました。
担任の先生は以前から『学び合い』の学習会でお世話になっている方です。
朝の会→体力づけ→漢字テスト→国語
を見学しました。
・朝の会、先生の話や連絡のあとに、クイズがありました。すべて、話や連絡の内容です。
おそらく、忘れないような聞き方を促すためだと思います。
・教室はホワイトボードでスケジュール管理されており、朝の時点で予定の確認が行われていました。
見通しを持たせることで不安感をなくすためなのではないかと思います。
・学級の後ろ壁に今までの思い出が飾られていました。写真のまわりは、すべて子どもたちの書いたもの。
自分たちの成長の足跡を自分たちで残していました。
・体力づけは『学び合い』の考え方。
異学年で助け合うのが当たり前でした。子どもたちの言葉かけがいい。
君ならできるよ
あと少しだよ
君はヒーローだよ
自分でできるよ
すごいじゃん
演じているわけでない、温かい言葉かけがとてもよかったです。
運動が終わった後、担任の先生が、一人一人のよかったところを認めていました。
子どもたちはとても嬉しそうで、自身を持てていたようでした。
私も少しだけ、語りをさせて頂きました。
そのあとは、漢字の『学び合い』
なかなかうまくできない子に必死になって諦めずに関わり続ける姿。
ずるは一切しない。
諦めない。何度も何度も。
悔しいがる姿。
胸が熱くなりました。
できなくても、わからなくてもいいじゃん。
仲間がいて、諦めない気持ちがあれば、そんなことを感じさせてくれました。
少しだけ時間があったので、教室後方に置かれている、学級通信を少し読みました。
子どもたち一人ひとりの姿が見えてくるようでした。
その中で先生が大事にしたいこと、子どもたちに学んでほしいことが伝わってきました。
私もこんな学級通信を書かなければいけない、と思いました。
刺激をたくさん受けた2時間。行ってよかった。
やっぱり、すげえや先輩は。
私のクラスと私自身に足りないこともわかりました。
面倒な作業はなくして、はらをくくって、子どもたちを認めていく。
子どもたちの姿から子どもたちを伸ばしていく。励ましていく。