満足度
今日のアンケートで、学級満足度が高くない子がちらほらいるなあ、とおもいました 。
まあ、全員が満足というよりも、健全なのでしょうけど、やはり満足ではない子の存在は気になります。
ちょっと理由を聞いてみたい気もするし、知らない方がいいのかな、とも思います。
そもそもすべての子どもたちの満足度を満たすってかなり難しいのではないかと思います。
外で遊んだり、楽しいことばかりがあることが満足の子もいれば、
勉強が分かることが満足、先生が楽しいと満足、いろいろです。
だから子どもたちが満足するようにしすぎると、いつのまにか、ほかの子の満足度を奪っていることになりかねません。だから、満足度をあげようとするより、この学級がどんなクラスなのか、もう少し語る方が必要かもしれません。
私自身もそうですが、恵まれた環境にいると、それに慣れてしまって、いかに恵まれているか忘れてしまうことがあります。いざ、厳しい環境に身を置かれることで、恵まれていたか、に気づくことになります。
もしかしたら子供たちにもそれが言えるのかもしれません。
子供たちの満足度は「何かと比較するもの」で、比較する選択肢が少なければ、それは不満になりかねない。
だとしたら、子どもたちの満足度に左右されずに、「これが大切」ということをいつも考えながら、実践を行うことが大事なのではないかと思います。
私のクラス、私自身は厳しいかもしれません。しかし、これから強く生きていくための糧にしてほしい、そう思っています。