読了
どのような教育が「よい」教育か (講談社選書メチエ) https://www.amazon.co.jp/dp/406258509X/ref=cm_sw_r_cp_tai_xS0oCbSGRRAE3
読み終わりました。
どのような教育が「よい」教育か という問いに対して、
丁寧に、丁寧に考えていく。
まさに哲学なのではないかと感じました。
苫野先生の本は他にも数冊読みましたが、この本で書かれていることは、
それらの本では省略されていることで、結論ばかりを読んでいたことに気づきました。
「哲学」と聞くと抵抗がありそうですが、苫野先生はこの本の中で必ずといっていいほど
「つまり」「例えば」と分かりやすく説明をしています。
10日間かけてじっくりゆっくり読ませてもらいました。
そして私自身にいくつかの問いを立てることができました。
『学び合い』によって「自由の相互承認」の実質化を行うことができるのか。
もしできるのであれば、それはどんな要素をもとにそう言えるのか。
苫野先生にお会いするまでに、じっくり考えていきたい。
そのためにもあと何回かはこの本を読まないといけないと思います。