今のところ、いわゆる「ユニバーサルデザイン」には懐疑的。
というのも、私が先日聞いた「ユニバーサルデザイン」は、「教室前方の掲示物はずせ」とか
「時計は教室横にかけろ」とかそういうレベルのものだったから。そして、そういう意味で「ユニバーサルデザイン」を聞くことが多いから懐疑的。
おそらく本来の目的はそういう意味じゃないんだろうなあ、って思うんですよ。
「みんなが過ごしやすい・学びやすい環境を作ろう」とすることが目的なのであって、そういうことを考えずに「教室掲示だめ、はずせ」と言っそりゃあ何も変わらないと思うんですよね。そもそも、落ち着かない子どもの原因て掲示物だけじゃないと思う。
あと、「前方から外しましょう」とかいうのは、そもそも「黒板の方を向いて授業をする」というのが前提になっている。なら、黒板の方を向いてなかったら、前に何貼ろうか関係ない。また、掲示物よりも、教師の言葉かけだったり、授業の進行の方が肝心な気がする。
掲示物がきになる→はずすをしても、「授業がつまらない」なら根本が解決するわけにはならない。
環境を変えるのなら、子どもと一緒に考えたいですよね。ついたてがあった方がいいとか、
廊下がいいとか、別の部屋がいいとか・・・掲示物よりも大事なことに気づくと思う。