自分の成長?子どもたちのおかげ?
なんだろう。時折感じる、
子どもたちにスーッと入っていくこの感じ。
スポンジのよう。
学期がはじまってすぐだからだろうか。
自分の語りが子どもたちに伝わるようになったからであろうか。
ちょっと怖い気もする。
今なら、私が非常識なことを言っても聞いてくれそうな気がする。
それくらいスーッと入る。
自分の感覚が疎くなってしまいそう。
ふと、ある年の担任の頃を思い出した。
あの、何をいっても反発してきそうな感じ。
あんまり受け入れてもらえない感じ。
正面から攻めてもダメ。
楽しくしようと試みてもダメ。
いろんな実践を真似てみてもダメ。
もしかしたら、子どもたちと信頼関係を積み上げてきたかどうか、なのかもしれない。
あの時の自分はどうだっただろうか。上から何かを押し付けていなかっただろうか。
子どもたちに本当に納得のいくような話をしていただろうか。
溢れるくらいの本気だった。けどダメだった。
今は、どうだろうか。
そこまで本気にならなくても、子どもたちが受け入れてくれているように感じる。
肩に力を入れなくても、子どもたちとワイワイやってられる。
自分が彼らと信頼関係をつくってきたから?
それとも子どもたちが極めて素直だから?(過去の子たちを否定しているわけではない)
自分が成長したのか、子どもたちのおかげなのか、わからない。
いや、子どもたちのおかげだろ。自分がたいして変わってない。
だからちょっと怖い。次の環境でうまくいくかどうか。
今のこの環境にいられることを幸せと思い、明日を迎えたいな。