おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

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答えがわかっていてできない

『学び合い』を実践していてよく行き着く悩み。

「今年中に決着をつけなければいけないんじゃないか」

 

『学び合い』だったら、「子どもを信じて任せる」方が

担任が手をかけるより結果が出る、または同等の結果が出ることは

理屈としてはわかる。

 

しかし、焦る。

毎回結果が出ないこと

見た目が何も変わらないこと

を目のまえにすると。

 

何とかしたほうがいいんじゃないか。

子どもに任せているだけでいいのか。

 

一年生を担任しているときも感じた。

一年生は先生がたくさんかかわったほうが、結果は出る。

見た目としてはっきりわかる。

 

それをしないで集団が育つことを待っていても

説得力がない。「先生は何でみてくれないんだ」と思うだろう。

 

1年生でも6年生でもやっぱり個別に支援、指導したほうが

いい子もいる。最初からそれをするのはよくない。

でもある程度集団が育てば、そういうテコ入れも必要なのではないか、と思う

 

『学び合い』的には、「信じて待つ」が正解だろう。

しかし、それがなかなかできない。

目の前で何も変わらないことに

何も変えようとしないことに

知らんぷりできない。

 

さて、にこにこしながら、評価は厳しい。

これをどこまでやれるか。

集団を育てながら、個への働きかけをどうするか。

今年もどうやら同じ課題にぶつかったようだ。

 

何で、最初の数年はこういうことがなかったんだ。

全然わからない。