『学び合い』を実践していてよく行き着く悩み。
「今年中に決着をつけなければいけないんじゃないか」
『学び合い』だったら、「子どもを信じて任せる」方が
担任が手をかけるより結果が出る、または同等の結果が出ることは
理屈としてはわかる。
しかし、焦る。
毎回結果が出ないこと
見た目が何も変わらないこと
を目のまえにすると。
何とかしたほうがいいんじゃないか。
子どもに任せているだけでいいのか。
一年生を担任しているときも感じた。
一年生は先生がたくさんかかわったほうが、結果は出る。
見た目としてはっきりわかる。
それをしないで集団が育つことを待っていても
説得力がない。「先生は何でみてくれないんだ」と思うだろう。
1年生でも6年生でもやっぱり個別に支援、指導したほうが
いい子もいる。最初からそれをするのはよくない。
でもある程度集団が育てば、そういうテコ入れも必要なのではないか、と思う
『学び合い』的には、「信じて待つ」が正解だろう。
しかし、それがなかなかできない。
目の前で何も変わらないことに
何も変えようとしないことに
知らんぷりできない。
さて、にこにこしながら、評価は厳しい。
これをどこまでやれるか。
集団を育てながら、個への働きかけをどうするか。
今年もどうやら同じ課題にぶつかったようだ。
何で、最初の数年はこういうことがなかったんだ。
全然わからない。