おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

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何がいいのか

自分の感覚ですが、いいクラスになってきたなあと思っています。

でも「いいクラス」というのは、私の感覚です。

周りから見たら「いい」とは言えないかもしれないし、

親たちから見ても「いい」とは言えないかもしれない。

 

子どもたちの様子を見ながら、子どもたちの発言や行動を見ながら、

子どもたちの振り返りジャーナルを見ながらやっぱり思います。

「いいクラス」になったなあと。

 

結局は私が子どもたちの様子からどのように評価するか決めて、

子どもたちが満足感と実感を持っていたら「いいクラス」なのかなと思います。

 

さて「いいクラス」の条件に「自治」「自立」「当事者」という言葉で表せられる状態があります。

 

「先生何するんですか」という質問が少なく、周りに相談する。

「おーい。ここ掃除しとこうよ」のように、私に言われるまでもなく掃除をする。

教室に何かが落ちていたら拾うし、誰かの持ち物がなかったら声をかける。

移動教室のときは自分たちで準備をするし、私がいなくても活動は始まっている。

 

もしかしたらこんなことくらい当たり前になっている、というクラスもあれば、

先生が全部なんとかしているからいい、というクラスもあるでしょう。

私はこのような「自分の所属する集団をより良くできる」集団こそ「いい」と考えていますし、このような集団に育つように4月から働きかけを行います。

やや力技になってしまう時もあるのは反省ですけど、やっぱり自分が納得する状態になるにはかなりの時間がかかると思っています。子どもたちに何度も話をし、強制ではなく納得してもらう。

 

これらの行為が自分たちの生活や学びをより良くすることも実感していくことで、

私の指示から外れて行動していくのではないかと思います。

そして、次の学年、次の進学先、大人になってもこの感覚はあってもいいのではないかと思います。

 

 

 

あえて言語化してみると、安っぽく感じてきましたが、大体毎年求めていることは同じで子どもたちはこの時期くらいに、私が何も言わなくても、考えて行動するのが当たり前になってきます。そして、その先は未知数。

いつもここで大体終わってしまう。集団というのは常に走り続けないと停滞か下降することは十分承知しているので、冬休みは勉強したいなと思います。