今日、担任していた子の保護者に会いました。
話を聞いていると、お子さんがお別れの日に泣き続けて、
翌日も泣き続けて、まだ不安定とのこと。
クラスが本当に楽しくて、それが急に終わってしまうことに、
心の整理がつかないんだ、と。
そうか・・・
そんな思い詰めているようには全然見えなかったんだけどなあ。
やっぱりどう感じているかなんて分からないものなんだな。
学校って学ぶところでも、遊ぶところでも、心と体を成長させるところでも、子どもを預かるところでも、生活のリズムをつくるところでもあるって、今回の休校で分かったけど、心の安定をつくる場所だとまでは思っていませんでした。
今回の休校、卒業する子たちはもちろん、多くの子どもたちを傷つけたんだろうな・・・仕方ないとはいえ。
私は楽しいクラスを作ろうとしたわけではありません。
『学び合い』の考え方を通じて、子どもたちの学びを充実させ、
子どもたちと一緒に学級をよりよくしようとしてきただけ。
そんなに難しいことはしていたわけではないんだろうけど、
オンリーワンだったのかなあ。
いや、そんなはずないんだけどなあ。
まだオンリーワンなのかなあ。
いや、来年は別の先生がいいクラスを作ってくれるはずだよ。
そう信じて、先生はがんばるよ。
ああ、でもつらい。