育休生活も41日がすぎ、残り50日となりました。もうそろそろ折り返し地点です。
本当は家族で旅行したり、今までできなかったことをしたりしたい、と思っていましたが、
4月になってから外出自粛となり、家でじっと過ごすことになりました。
もう1ヶ月近くになりますが、それなりにこの生活にも慣れて、日々を過ごしています。
今日は、久しぶりに息子に夜寝る前の読み聞かせをしました。いつもは妻がそれをしていて、
息子にとっては母親と一緒に過ごせる大事な時間でもあり、委ねていましたが、今日は妻が下の子の面倒を見なければならず、私が読み聞かせをしました。本は「かいけつゾロリシリーズ」最近の息子のブームです。
ゾロリシリーズを読むようになってから、お札のことを言い出したり、公衆電話をかけたがったり、ロボットをつくったり・・・興味の幅が広がったと思います。今日、ゾロリを読みながら、そういえば息子がもっと小さい頃、もっと簡単な本を読み聞かせしていたな、と思い出しました。その時は言葉の意味なんて全然わからなかったのに、今ではゾロリの内容もだいたいわかるみたいだし、ひらがなも妻が教えているので、読めるようになってきたみたいです。
そういえば、息子と公園に行った時、今までできなかった遊具に登れるようになっているし、公園の場所も覚えていたりしました。今までずっと保育園に預けるだけで、全然気づいていなかったけど、いろんなことを教えてもらっていたんだろうな、と思いました。親として子どものために働いていながら、そういうことに目を向けないまま、自分のことばかりやっていたのではないか、と思います。
一方でこの育休中にできることをしたい!という思いもあり、早朝や夜の時間、昼の一部に
自分の時間をとらせてもらっていました。家でパソコンやスマホを扱うことも多くなったように思います。子どもの前ではそういったものはなるべくいじらないように、と思ってはいたものの、どうしても気になることは調べたり、連絡をやりとりしたりしているうちに、扱うことが増えていたと思います。
でも、今日読み聞かせをして、思い直しました。
これではせっかくの育休が何にもなりません。
この育休は我が子と向き合う時間のはずです。
時間に余裕ができて、追い立てられることもなくて、一緒にいられる。
今まで見えてなかったものが見える。そんな時間のはずです。
明日から育休終了のカウントダウンです。
1日1日を大事にしたい、という思いもあるけど、
子どもたちと過ごす時間、向かい合う時間の方をもっと大事にしないとな、と思います。