念願の、縄文杉を目指す。
屋久島に行ってきました。
念願の縄文杉に会いにいくためです。
この記事では、どのように縄文杉にたどり着き、白谷雲水峡を通って帰ってきたか
書きたいと思います。
朝3時半に起きる。
4時すぎ、荷物、朝弁当持って宿を出発
宮之浦を4時40分に出るバスに乗り、安房を経由して、屋久杉記念館へ。
ここから、荒川登山バスに乗り換えて、6時すぎに荒川登山口着
弁当を食べて6時半出発
トロッコ道をひたすら歩く。思ったより歩きやすい。途中シカさんに会った。
8時半に大株歩道入り口に着く
トロッコ道は、ここで終わり。ここからは山道。
この大株歩道の看板に「ここから往復○時間かかります」と注意書き。
幸い私は、歩くスピードが早かったので、全然大丈夫でしたが、年配の方など歩きに自信のない方は、ここから先どうするか気をつけないといけないみたいですね。4時半からバスが出ているのも納得しました。
そこから山登り。ウィルソン株
その後、大王杉、夫婦杉を見て
10時頃、縄文杉へ。
ああ、ついに会えたなという気持ちになります。念願の縄文杉です。
しかし、この縄文杉にたどり着くまでに、たくさんの屋久杉を見てきたことと、たっぷり自然を感じていたこと、そして何と言っても朝4時から活動した疲れからか、感動はそう大きくはなかったです。でも、やっぱり自分の目で見た、というのは感慨深いです。
その後、縄文杉から少し登った小屋で休憩して、
10時半に出発
縄文杉を見て帰るというコースならば、こんなに急ぐ必要もなく、12時くらいまで
滞在してもいいそうなのですが、私は来た道を帰るわけではなく、途中別の道を通って
白谷雲水峡を目指すことにしていたので、早めに出発することになりました。
これは、宿のご主人から勧められた欲張りコースで、体力がある人しかできないそうです。
前の晩に紹介をされてた時、「意地でも行ってやろう」という気持ちでいたので、出発を急ぎました。
元来た道を降りていくのですが、山道であることは変わらないので、
足への負担は結構ありました。
13時頃 トロッコ道の途中、楠川分かれに到着
本来なら、トロッコ道を降って、縄文杉ツアーは終わりですが、白谷雲水峡に向かうには、ここからまた山道を登り、辻峠に向かいます。宿のご主人が「体力がある人」と言っていた意味がわかりました。
そして、疲労がたまってきたからか、ここで大きなミスをしてしまいました。
太鼓岩に行かなかった
ちゃんとルートを確認しておけばよかったです。本来白谷雲水峡を登る人にとってはゴールにあたる、太鼓岩。そんな場所をスルーしてしまいました。後から気づいた時、後悔しました。とはいえ、その後悔もかきけすほどの白谷雲水峡の雰囲気は素晴らしい。
なんとか予定の15時に入り口に着。
宮之浦に帰る唯一の手段であるバスに間に合いました。
確かに縄文杉でのんびりしていられないコースですね。
17時すぎに宮之浦へ。宿に帰りました。
小指が靴ずれで痛みましたが、道中痛んでいた膝やふくらはぎの痛みは湿布をはったので、すぐ治りました。フルマラソンの経験がいきました。また、長めの登山を経験していたこともよかったみたいです。あと、トレッキングシューズはレンタルがいいですね。途中で壊れる心配がなかったのでよかったです。
長い距離を歩く、体力の必要なコースですが、全体的に易しいのではないか、と思います。
縄文杉に関心のある方は、体力が落ちる前にチャレンジしてみるとよさそうですね。