おに先生のブログ

小学校の先生のブログ 『学び合い』やってます

#87 子どもの能力

久しぶりに息子と、近所の小学校に行って、キャッチボールをしました。

全然うまく投げられないので、何度か教えても、わざとふざけた投げ方をして誤魔化します。

サッカーに変えてみても、同じことをします。それでも、やろうとしただけいいやと思って

鉄棒をさせてみると、全然ぶら下がれません。結局やりたくない、ということでウサギ小屋見学になりました。

 

この話を妻にすると、妻も息子の態度のことを気にしていたようで、数やひらがなを教えているときに、わざとふざけたりする、とのことでした。そしてもちろん、自分がやろうとはしないので、妻が半ば強制的にさせている、とのことでした。

 

正直、運動にしてもひらがな学習にしても、強制して頑張る必要はない、と夫婦共々わかっています。しかし、保育園の同級生の姿を見ていると、どんどん力をつけている子がいることがどうしても気になります。もちろん、保育園にそのような能力をつけることを望んではいないし、取り組んでくれているだけありがたいのですが、やっぱり幼稚園などので集団の中で取り組んでいる子たちと比べると、もうすでに差がついているんだろう、と思います。

 

 

さて、我が子の様子を見ていると、どう考えても、いくつかの能力に劣りがあると感じます。本来遊びの中で身につけていくものだとは思うのですが、今の環境にないものが多いです。

例えば、公園の遊具。息子くらいの歳の子がスイスイ行う遊びを息子はやりたがらないし、できません。性格の問題なのかもしれませんが、根本的に経験が少ないのと、同年代の子と一緒に遊具で遊ぶ機会が少ないからではないか、と思います。

 

必須の能力かといえば、そうではないのでしょうが、親が与えてこなかった環境は、意図的に与えていかないといけないのではないか、と思うようになりました。

 

小学校1年生を担任したときに、小学校1年生ってすごく能力の差があるということを知りました。生まれた月が違ったり、それまでの経験が違えば差があって当然なのですが、学校は同じ方法で同じことを行っていくので、能力の差がはっきりと現れるんだと思います。そして中にはそれによって「自分は劣っている」と感じる子もいるようです。無理もありません。

 

私は息子にも何でもかんでもできるようになってほしいと思いませんし、いつかできるようになればいいや、と思ってはいますが、小学校の現状がわかっている以上、あまりにも能力に差があると、かえって自尊感情を高めることができないのではないか、と思っています。

 

この部分については、本当に親の覚悟の問題だとは思いますが、ちょっとでもできた方がいいよな、と思うのも親の人情なのでしょうか。来週から仕事が始まりますが、息子にも関わる姿勢は崩さないでおこう、と思っています。