昨日はヘトヘトでしたが、一晩寝て、休日の朝を迎えたら少しスッキリしていました。
仕事はもちろん減ったわけではないので、学校に行き、仕事をしました。
結構はかどったので、来週は少し余裕ができそうです。
それにしても、「立場」になってみないとわからないことってあるんだな、とつくづく思います。
担任を外れることで、見えてくることがありますし、「専科」って結構労力使うことを知りました。
中学校の先生と同じシステムでしょうから、中学校の先生から言わせれば「普通」なんでしょうが、
結構、気力も体力も使います。200人近くを相手するので、提出物のチェックは今までにない程の量ですし、
顔と名前とどんな子かがまだわからないので、機械的にチェックしているところがあります。
また、同じ授業であっても、子どもたちの反応も違うし、関係ができていないので、誰にどのように関わればいいか
いい塩梅が見つかりません。1日一緒に過ごしてつくる関係と、1時間の授業でつくる関係は全然違います。
ちょっとした一言が、子どもたちとの溝を作ってしまうのではないか、と内心ヒヤヒヤしています。
正直、自分が担任の時は「専科」の時間は貴重な空き時間で、子どもたちと離れる時間でもありました。
そうすることによって、仕事にも子どもたちとの関わりにも余裕が生まれます。
一方で、専科の先生がどんな授業をしていて、どんな苦労をしているか全然気づいていませんでした。
数年前に年配の先生が専科の授業をしてくださっていた時、どんな授業をしているのか全然興味を持てていなかったと思います。
今になってみて、いつも朝と放課後、理科室にこもっていたり、いろんな荷物を持ってきたりしていたことを思い出しました。
人知れずご苦労と、努力があったんだと思います。今更ながら、ものすごく恥ずかしいです。
来週から3学年にわたって授業を行います。
私の第一の務めは「担任が安心して教室を離れること」です。
でも、それだけじゃあ昔の私のように、若い人たちは「専科」が何をしているのか気づけない。
「こんな姿がありましたよ」「こんなこと頑張ってますよ」「こんなこと悩んでいるんだけど」
そういう話ができるようになりたいな、と思います。