結局何も解決しない
誰かが死に至るような事件が起こると、本当に残念な気持ちになる。
まずはじめに、
「○○で何か事件があったらしい」
「警察が集まってきた」
といった野次馬情報が流れる。
もちろん、それを見ている自分も野次馬の一人なんだろうが、
その後「これをどういう気持ちに撮っているんだろう」という気になる。
アップして注目される、とでも思っているのだろうか。
その後、
「その場にいなくてよかった」
「次からあの場にいけない」
「あぶないよねー」
などの他人事情報が流れる。
本当に他人事だ。
そのあとは、事件の究明。
・親はいったいどうしたのか
・失踪したあとはどうしていたんだ
・凶器はどうやって手に入れたのか
・防犯対策はしていたのか
・犯人はどんな人物なのか
また、犯人に対する刑罰についても出てくる
・少年法は改正すべきだ
・死刑にすべきだ
・少年犯罪は凶悪化している
などなど。
でもですよ、結局
こんなのをいくら読んでも
結局、死んだ人はかえってはこないんですよね。
いくら犯人のことを調べようが、再発防止をしようが、
変わらないものは変わらない
いい言葉が思いつきません。
最後に、このような殺人を犯すような人間に育ててしまったことを
学校関係者は、重く受け止めるべきだと思います。