おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

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結局何も解決しない

誰かが死に至るような事件が起こると、本当に残念な気持ちになる。

news.yahoo.co.jp

まずはじめに、

「○○で何か事件があったらしい」

「警察が集まってきた」

といった野次馬情報が流れる。

もちろん、それを見ている自分も野次馬の一人なんだろうが、

その後「これをどういう気持ちに撮っているんだろう」という気になる。

アップして注目される、とでも思っているのだろうか。

 

 

その後、

「その場にいなくてよかった」

「次からあの場にいけない」

「あぶないよねー」

などの他人事情報が流れる。

本当に他人事だ。

 

そのあとは、事件の究明。

 

・親はいったいどうしたのか

・失踪したあとはどうしていたんだ

・凶器はどうやって手に入れたのか

・防犯対策はしていたのか

・犯人はどんな人物なのか

 

また、犯人に対する刑罰についても出てくる

 

・少年法は改正すべきだ

・死刑にすべきだ

・少年犯罪は凶悪化している

 

などなど。

 

でもですよ、結局

こんなのをいくら読んでも

 

結局、死んだ人はかえってはこないんですよね。

いくら犯人のことを調べようが、再発防止をしようが、

変わらないものは変わらない

 

いい言葉が思いつきません。

 

 

 

最後に、このような殺人を犯すような人間に育ててしまったことを

学校関係者は、重く受け止めるべきだと思います。