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先輩、教えてください!

おそらく私は「先輩」でいたい、承認欲求があるんだと思います。

具体的にいえば、自分の学級経営力、授業、情報機器活用スキルなど、教員を10数年で学んできたことや、身に付けてきた能力を後輩に伝えたい、知ってもらいたいといい欲求です。「先輩、教えてください!」と言われたい、ということかもしれません。

 

 

「すごいですね」と言われるのはちょっと違うんだと思います。

自分のやっていることが、「すごい」とは思わないから。

何回か私のことを「すごい」と言ってくれる方と一緒に仕事をしたことがあって、

それはそれで、満たされていた部分もあったと思うけど、なんか違った。

すごいと思っていないことを「すごい」って言われてもあんまり嬉しくないんだと思います。

まだ「お前、それは違うよ」と言ってもらった方がいい。

 

やっぱり、自分のやっていることを知ってもらって、感想や意見を聞いて学び合えたら、とても楽しいし、やりがいがあるなと思います。だから「先輩、教えてください!」だと思います。

 

少し前のことになるけど、この欲求が満たされない時期があって、かなりストレスを溜めていたなあ、と思います。今考えれば、「先輩教えてください!」と言ってもらうことに期待しすぎていたかな、と思います。「先輩教えてください!」なんて人ってそんなにいるはずないし、そもそも私はそんなにカリスマ性のあるタイプではない。

(でもその時は、もう少し自分を立ててくれてもいいかな、と思ったけどね。いや、私って立ててもらうことで、力を発揮するタイプってことか。あんまり僕のことをよくわかっていない、というか誰かを立てるとか、そういう発想とかない方々だったんだろうな、と思います。そういう時もあるか。組み合わせが悪かったね)

 

 

少し話がそれましたが、最近「先輩、教えてください」ではないけれど、私の授業に興味を持ってくれる方がいました。そういう人が一人いるだけでも、満足だし、やる気が出るんだな、と思います。「お前ら聞きにこいよ」じゃなくて、「こんなことやっているんですよ」を

ちょっとずつばらまいていくことが、大事なのかもしれません。

 

 

繰り返しになるけど、分からない人は分からないし、気づかない人は気づかない。

以上。