横並び
「学年で足並みを揃える」
今までよく聞いたことあるし、そうしようとすることはあった。
ただ、その足並みをそろえるのが、「横並び」の教育を行うことにつながるのは
いかがなものか、と思う。
だいたい、先生たちによって、個性があるんだし、スキルに差があるに決まっている。
それぞれの個性を生かしながら、苦手な面はサポートしたり、一緒にやっていったりする・・・これでいいんじゃないかな、と思う。
もちろん、自分はどちらかというと「目立つ」ことをやるタイプだったので、
周りの方から「やりすぎ」と思われないように、少しずつ小出しにしながら自分のやりたいことを進めていくようにしていた。おそらく教員になってだいぶはやくから「学年で足並みを揃える」文化に気づき、「揃えられたら困る」ことに対しては敏感だったからだと思う。
結局、それぞれの先生任せになっちゃうんだから、それだったら揃えなければいいのに、と思うこともあれば、あまりにもバラバラすぎて、これだけは揃えようよというのも、分かることもあった。(実際に何だっかは出てこない)
オンライン授業、できない人に合わせるのが「足並みを揃える」ことなのね。
変な平等意識が逆に平等じゃなくなる、これは大いにありえるな。
できないなら、できないでもいいから、自分にはこれしかできません、ってはっきり言えばいいのにね。周りまで巻き込む必要はないよ。もちろん、できないのを周りが放っておくのもどうかと思うけど。