おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

小学校の先生のブログ→引っ越しました→https://note.com/onisensei024

『学び合い』のこと、質問に答える。

Q:『学び合い』を始めるにあたって、おに先生はどのような準備をされましたか。

 

A; はじめの学級通信、はじめの出会いの語り、はじめの授業、はじめの学級参観、これにすべて力を注ぎますね。「ああ、この先生、何か一生懸命だぞ」と思ってもらえれば、御の字。「先生の考え方、いいなと思います」と思ってもらえたら上出来。いずれにしても、先生のことを分かってもらう時間だと考えています。

 

だから、1日目、2日目、3日目は、綿密に計画を立てて過ごしていきます。「黄金の三日間」というそうですね。あながち間違いではない、と思います。高学年なら「そもそも」の話を行いますし、低学年なら、たくさん遊んで、たくさん歌うかな。一年生はちょっと特殊だから、また別。

 

『学び合い』に関しては、はじめにシンプルな「全員達成」の課題を出して、ネームプレートを動かして可視化をします。そしてたくさん褒めます。褒めどころを黒板に書いて、可視化します。要は「先生は何を大事にしているのか」を子どもたちに伝える時間です。また「関わることの楽しさ」「全員達成の達成感」「分からなかったら聞いていい」と思ってもらえる時間でもあります。

 

うまくいけば、連休前の参観で親に見せられたらいいし、見せられなくても連休前のテストでいい点が取れるように「仕組み」ます。で、これで1ヶ月。

 

Q:学び合いというのはやはり部分的に取り込むというのは難しいのでしょうか。。。バンジージャンプに例えられるというのがとても気になっております。

 

そうなんですよ。このあと11ヶ月の日々が続くんですよね。ずっと飛びっぱなし、ずっと走りっぱなし。止まることなし。それが『学び合い』を実践することです。「覚悟」というほどでもないですけど、「本気で教育に向かい合う」とも言えますよね。大変に思うかもしれないですけど、楽しいと思いますよ。だって、目の前の子どもたちからたくさんの「成長」「感動」がもらえますから。

 

さ、『学び合い』やってみよう、って思うかな。