語らずにはいられない
ある方のブログを読んで、心がグッと締め付けられるようだった。
そうだ、俺は数年前に人前で叫んだんだ。
教育が、学校が、本当に子どもたちにとってよりよいものになることを願って。
先日、
「ICTなんてどうでもいい」なんてことを言ったのは、いまだに引きずっていたけど、
なんでこの言葉が出たのか、今になって分かった。
「ICTの前になんとかすべきことがあるでしょ」だ。
ICTのキラキラした実践例の裏で、明日をの授業、教室、学校生活を悩んでいる先生、子ども、保護者がたくさんいるはず。そんな方々にとって「ICTなんてどうでもいい」だろう。
数年前、自分の力の限界を知った。
改善策は分かっているのに、伝わらないもどかしさを知った。
一年やそっとじゃ、変わらない現実を知ったと同時に、もっと前から積み上げていれば、
こんなことにはならなかっただろうに・・・ということもわかった。
『学び合い』には希望がある、というより、
もう『学び合い』しかない、と思っていた。先生や子どもを救うのは。
それがあの時の僕の「叫び」だ。