おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

小学校の先生のブログ→引っ越しました→https://note.com/onisensei024

2年間の総括

もしかしたら、私が担任をしていた時に、子どもたちに求めていたものは、高い?(こだわりの強い)ものだったのかもしれない。それによってある子にとっては、グンと力を伸ばす機会になったかもしれないし、ある子にとっては、必要以上に要求をされる迷惑な時間だったのかもしれない。

 

僕はある種「恐れ」を持って、子どもたちに求めていた。

「学級崩壊」「いじめ」「保護者からのクレーム」

こういったことへの恐れだ。よりよい学級づくりができなければ、どこかで綻びが出て、

崩れていってしまう・・・。もちろんそれが担任をしている時だけではなく、次の年以降も・・・。

 

そんなことを「恐れ」ていた。

しかし蓋をあけてみれば、そんなことは全然なかった。

 

私から見れば気になることも、全然問題なさそう。

私が不安に思っていたことも、全然問題なさそう。

 

ああなんだ。自分だけ一生懸命になりすぎていたのかな。

もっと「ほどほど」でもよかったのかな。

 

・やらされる宿題ではなく、自分で考えて学べるようにすること

・時間を守ること

・姿勢をただし、座り方も気をつけること

・机や教室は整理整頓すること

・一言、挨拶をすること

・掃除は自分たちで考えて、取り組むこと

 

書き出していたらキリがない。

 

私が担任していた時のことなんて、過去のこと。

私が担任していたクラスなんて、過去のこと。

正直「どうでもいい」んだろうな。

 

ただ、何かしら感じてほしい、言葉にしてほしい、という自分がどこかにいる。

「おに先生の、○○(取り組み)よかったですよね」と。

○○には、できれば『学び合い』が入ってほしいなと思うところだけど・・・

なんていったって、力を一番入れてきたところだから。

そこに「価値」を感じてもらえないのであれば、なんだか悲しい。

 

とはいえ、自分が今まで担任してきた子たちも、その前の先生たち、保護者など多くの大人たちが関わってきた末の姿。自分がすべて「変えた」だなんて甚だ傲慢だ。

 

担任をした1年、担任を離れた1年。

2年間の気づき、今更ながら見えてきます。