卒業式でモヤモヤするやつ
教え子のいない卒業式は淡々とできるのですが、教え子のいる卒業式はなんだかモヤモヤします。結局、「自分の教え子」という気持ちが強くて、離れていってしまうのが寂しいんだと思います。だいたい、自分が担任が終わった後は、もう違う先生の「教え子」なわけですから、そういう気持ちはもつべきではないですし、持ったとしても心の中にしまっておくべきだと思います。ただ、担任の先生とワイワイやっているところ、修学旅行でなんだか「よそ者」なところ、卒業式の準備や練習に加わることはないところ・・・、もう担任じゃないからそうなるのは、当然といえば当然なのに、なんだか寂しい。
失恋した相手を諦められない男って感じですね(笑)
今年1年間で感じていたことが今日、はっきり分かりました。
とはいえ、卒業式が終わった後に、私のところに来てくれる子たちが何人かいました。
ありがたい限りです。もうそれだけで救われます。本当はもっともっと言葉をかけたかったし、保護者の方と話をしたかったけど、もう十分。
もし・・・もし、次6年生を担任する機会があったら、前の担任の先生、関わってくれた先生たちをもっともっと大事にできるようにしたいな。以前の6年生担任の時は、自分のことしか見えてなかった。6年生は大変すぎて考える余裕が全然ないけれど、いろんな方々が1年生から関わってきた末の姿。親から見れば、生まれてきて12年間の姿。なんかそういうことをみんなで共有できる卒業式にできたらいいな。
あとは、思いっきり歌を歌えるといいね。