おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

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一年生だから、とは言わせない

一年生だから・・・できない

一年生だから・・・サポートがいる

 

まあ、学校現場ではよく聞く言葉です。

そりゃあ、できないこともある。

教えるべきこと、支援すべきこともある。

 

ただ、大人の思い込みで「できない」と決めていることも大いにあるんだろうな、とも思います。

 

以前担任していた、1年生。2学期の後半から、

机を前向きにするのをやめて

先生が黒板を使ってしゃべるのをやめて、

一日中、小グループにしていた。

自由にウロウロしていいようにした。

 

はじめはおそるおそるだったけど、案外大丈夫だった。

そりゃそうだ。幼稚園や保育園は、こうだったんだから。

 

別に1時間に同じことをする必要もないし、

1時間という枠も必要ない。

1時間で必ずできないといけないわけではないし、

うまくいく日とうまくいかない日もある。

 

もちろん、一人では学べない子もいるけど、

教師が全部関わる必要もない。

 

もっと子どもたちに任せて、もっと子どもたち目線で考えたらできることだって

あるよ。一年生でもできるんだから、何年生でもできる。

 

できなくなったのは、大人の責任。リハビリしたらすぐに戻れると思います。

 

ま、「先生だからできる」「そのクラスの子だからできる」「その学校だからできる」

そうやってできない言い訳をたくさん出してくる人にいくら言っても仕方ないんだけどね。