決められた品物を作っているわけではない。
前年度の職員がなんとなく作った教育課程に縛られ
教科書を終わらせることに追われ
通信表を出すことに追われる。
1学期の終わりに学習指導要領を読む余裕などないでしょう。
では、教員はいったい何を目指して教育活動を行っているのか。
目の前に流れてくる部品を組み合わせて決められた品物を作るロボットではないはず。
目的があって、目標があって、教育活動をしているはず。
そして、目的も、目標もちゃんと書いている。
そんなに難しい言葉で書いてはいない。
答申だって、学習指導要領だってきちんと読めば何を目指しているか
それとなくわかるはず。
よりよい学校教育を通じて
よりよい社会を創る
という目標を学校と社会が共有し、連携協働しながら
新しい時代に求められる資質・能力を子どもたちに育む
社会に開かれた教育課程を目指す
学習指導要領の前文にも総説にも、答申にも丁寧に書かれている。
ではなぜ、学習指導要領を守らねばいけないのか・・・ということにうまく答えられない自分。法規を学ぼう、明日は。