ICT活用推進元年
ICT活用推進が始まった年は
「何かが変わる」
「新しいことを学ばないと」
という勢いがあったと思います。
また、無知ゆえに言われるがままに乗っかっていく部分もあったでしょう。
だから、適切な計画と研修の時間が確保されたら、
活用推進は進んだと思います。
いわば「ボーナス期間」です。
一方で2年目になると、そうはいかない。
ICTを使わなくても何とかなることが分かり
「それなりに」使うようになるでしょう。
使用増加によるトラブルが増えてきて、新たな変化や挑戦をするメリットが
なくなり、後ろ向きに考える人も現れるかもしれません。
こうなってくると、必要なことは
「何のためにICTを活用するのか」
を問い直し、その価値を何度も共有し、少しずつステップアップしていくことでは
ないか、と思います。
そして、「何のため」の答えの中で一番シンプルなのが、子どもたちの姿、教員自らの姿ではないか、と思います。
ICTを活用推進していくことで、子どもたちの学びにこんなプラスが生まれた
ICT活用推進をしていくことで、自分たちの仕事にこんなプラスが生まれた
そういう実感が大事になるのではないかと思います。
私は、元年のボーナス期間をそれなりに、生かす事ができました。
でもそれはあくまでも「ボーナス期間」にみんなが使えるところにしたまで。
2年目以降はもっと、戦略的でないと。今のうちに勉強しておこ。